一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

前職と縁を切る大切さ

前職をやめて現職に転職してから間も無く半年が経つのだが、どれだけ前職で世話になった人・親しくしてくれた人にも転職先を伝えなかった。完全に前職とは縁を切ったし、これからもそのつもりである。

 

結論、この判断は大正解だった。

前職のJTCでは転職なんてしたことのない人間が大半なので、次がどんな会社だろうとネガティブなことしか言われないと思ったし、もし私に恨みがある人間がいたなら(いないと信じているが)そうした人間から現職に悪評を吹き込まれる可能性もあると考えたからだ。だから、次の「業界」すら伝えずに去ることを決めた。

 

退職後、一回だけ私個人宛に取引先から封書が届いたとのことで、元同僚から「破棄していいか」の確認が入った以外、全くの音信不通状態である。

FacebookやLINEのメッセージ、電話で着信が来たことも何回かあったが、全て無視している。死んだと思われてるかもしれない(笑)

 

実際、新しい自分に生まれ変わるつもりで今の会社に入ったので、昔の知り合いと付き合うことに何のメリットもない。むしろ、デメリットしかないだろう。

少しでもネガティブなことを言えば転職に失敗したと思われるだろうし、ポジティブなことを言ってもどうにかして粗探しをしてそれを指摘してくるに違いない。

逆に、前職に対してはネガティブなことをこちら側も言ってしまうだろうし、どうせ○○が部長になったとか、△△が左遷されたみたいなくだらない話にしかならないので、聞く価値もないし時間の無駄だ。

 

ということで、よほどの円満退職でない限り、後進の皆様にも絶対に転職先は伝えないことを推奨したい。転職後の心地よさが格段に変わってくるはずだ。

私が今のところ完全無欠に転職後の環境に満足していることの一つの主要な理由が、前職のアホな知り合いからの雑音が全くないことだと思う。

転職決定後→退職前の時期はあらゆる方向からあらゆる手段で転職先を聞き出そうとしてくるが、その先幸せになるために絶対に話してはいけないのである。

 

おしまい