一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

コンサル出身の先輩が卒業する

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転職者比率の多い現職では、前職のJTCとは比べものにならないほど社員の入れ替わりが多い。

そんな中で、3月末で私が密かにベンチマーク・目標にしていたコンサル出身の先輩が卒業することになった。

この人は、全くロジカルな思考ができないイチ元JTC社員の私をコンサルタントもどきのもどきくらいのレベルまで引き上げてくれた恩人なのだが、自分にも他人にも非常に厳しく、加えて大変口下手であるため、周りからの評判が悪かった。

ただ、この方は仕事に対する否定こそ異様なほど多かったが、JTCで横行しているような人格に対する否定をされたことは一度もなかったため、私はメンターとして積極的に教えを請うようにしていた。

 

次は、某大手コンサル企業へ転身するようだ。さすがである。

そのような頭のキレキレな人と短期間とはいえ同じチームで過ごせたことは、私のキャリアにとって大きなプラスになることは間違いないだろう。

この先輩がいなくなることで、良くも悪くも日々のプレッシャーは大きく軽減されることになる。

ただ、私が転職時にバイブルの一つとしていた『転職の思考法』にも描かれているが、仕事においては「緊張と緩和のバランス」が適切であることが重要と言われている中で、緊張が一気に緩んでしまいそうなので、今後は自分で自分を強く律していく必要がある。

 

具体的には、これまではその先輩が各プロジェクト・案件の進捗管理を「マイクロマネジメント」と言えるほど厳しくやってくれていたが、それをやってくれる人間がいなくなる。

自身で優先順位を毎日毎日入れ替えつつ、ロジカルシンキング・問題解決・戦略思考なども自身で学びながら仕事に取り入れていかないといけない。

先輩の卒業をマイナスの出来事にせず、自分にとって独り立ちする機会と捉え、自分で意図的に「緊張」を作り出して、仕事に取り組んでいきたい。

4月でちょうど入社後半年を経過することもあり、転職後の第二幕の始まりかなと思う。

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

 

おしまい