一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

本格的に社畜

まだ新たな会社に入社してそこまで時間が経っていないが、本格的に社畜生活がスタートしつつある。

と言っても、時間的拘束が異様に長いだけで、毎日とても勉強になっているので、「前向きな」社畜生活である。

朝会社に行く前はドキドキするのだが、前職のようにストレスによるものではなく、適度なプレッシャーによるものなので、それを日々少しづつ乗り越えることで、小さな自信につながっている。

 

私の勤務先は、ここ数年で本格的に営業担当をコンサルタントとして育てていこうとしているようで、何人かコンサルファーム出身の部長もいたりする。

22時過ぎてからMTが組まれ提案の方向性を議論したり、PCを家に持ち帰ってその日の議事録を作ったり、土日に担当業界の勉強をしたりと、外資系コンサル顔負けの生活を送っている。

ただ、人や文化は外資系コンサルとは大きく異り、遅くまで残っている人には周囲が手を差し伸べたり、論理的な思考よりも時には感情で物事が決定するあたり、昔いたJTCっぽくて嫌いではない。というか、私のように論理が弱い人間には救いになっている。

 

それなりに頭の良さが求められる一方、気遣いや優しさも大事にする社風なので、IQとEQのバランスが取れている良い企業に転職できたかな、と思っている。

まあ、何人か早くも嫌なヤツはみつけたのだが、そういうヤツは大抵周りからも嫌われているので、大した実害にはならなそうだ。

前職では約15年間のあいだ決して感じたことはなかった、「早く出社して仕事をがんばりたい」という気持ちに朝起きた時なれるというのは、とても幸せなことだと思う。

総じて、初めての転職は個人的には大成功だ。今のところ。JTCに長年いたので、自分なんて絶対転職できないと勝手に思っていたが、なんとかなるもんだ。

 

おしまい