一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

隣のチームのすごい先輩

たまに仕事で絡む隣のチームの先輩がなかなかすごい。

性格が悪すぎてすごいという噂も多いが、それと同じくらい頭が良すぎてすごいと言われている。

いわゆるロジカルシンキング的なことが大得意な人で、予想通り大手コンサルティングファーム出身である(転職者を積極的に採用する文化からか、一定数コンサル出身がいる)。

 

この人と話していると本当に勉強になる。

話している時はダメ出しのオンパレードで、頭に来たり、時に落ち込んだりさせられるのだが、この人の説明にはロジカルシンキング系の本に記載されている基本的なことが全て実践されているので、自分がいかに考えずに仕事を進めているかを思い知らされている。

 

逆に、私の勤務先はコンサルティングファームではなくイチ事業会社なので、私はじめ多くの人間は論理的思考はできておらず(この点は安心だった)、彼が求めるようなことができるようになるだけで、だいぶ抜きん出たプレイヤーになることができそうだ。

結論ファースト・MECE(話の構成要素に漏れやダブりがないか)・ロジックツリー(話題にしていることの階層を意識)など、基本のキと言われるレベルの事柄を、自分が話をしたり資料を出す前にウンウンとしばらく考えるだけでも、だいぶ説得力が上がることがわかった。

 

先日、少し頭の中で練ってから出した資料について、例の先輩からは、「お前にしてはなかなかわかりやすくできてるな」的なことを言われ、悔しいが嬉しかった。

この人との議論を自分が成長するための壁打ち相手と思い、しばらくコンサル系・ロジカルシンキングの本を読み漁ろうかなと思う。

営業マンとしては理屈を超えてクライアントと接する必要もあるので、対社外では感情を、対社内では論理を重視、と頭を切り替えて仕事を進めていこう。

実践 ロジカルシンキングが身につく入門テキスト ロジカル・シンキング超入門

 

おしまい