一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

ウマい話は絶対に自分のところにこない

少し前のニュースを引用しているXのポストがバズっていたので今日は取り上げてみたい。

この記事を読んでみて、何点か思ったことを書こうと思う。

 

騙された理由は若さによる経験・知識不足、あとは周囲の人間によるフォローが十分でなかったことが不運だった。

前者は年齢的に仕方ないにしても、後者については、私が仮に同じ立場に立たされた時には、親が勉強代だったねと言って半分出してくれるとか、すぐに弁護士を立ててくれるとかいう支援をしてくれた気がする。勤務先も名だたる大学出身の人が多かったので、相談したらなんらかの解決策を得られたかもしれない。

 

だが、金銭面だけで見ると、150万程度なら死ぬほどの金額ではなかったと思う。新入社員とはいえ、実家に暮らせば月5万くらいは貯められるだろうし、ボーナスが出るなら1年半~2年くらいで稼げる金額のように思う。

多分、これは金額だけの問題ではなく、友人にあっさりと騙されてしまった絶望と社会人になったばかりの社会人特有のストレスとが同時期に直撃して、メンタルがやられてしまったパターンのように感じる。

ぶっちゃけ自分自身、社会人1年目は超絶ブラック労働(勤務時間・パワハラ)だったので、あの頃に同じトラブルに巻き込まれていたらと思うと自信がない。

 

私の私淑する橘玲氏曰く、

悪徳営業マンにだまされて全財産を失うようなことにならないためには、どうすればいいだろうか。その鉄則はとてもシンプルだ。
ウマい話は、君のところにはぜったいこない。ほんとうにウマい話なら、自分で投資するに決まっているから。
だから、ウマい話はすべて無視すればいいのだ。

すべての人はこの言葉を覚えておくべきだ。

騙されるのは大体良い人だから気の毒なんよな。

道徳的に考えると、良い人は報われるべきなのだが、現実社会は必ずしもそうならない(むしろ逆のことが多い)。

 

私は基本的に人を信用せずに疑って生きてきたので、自分で調べて納得しない限り「YES」とは言わない性格だ。

本件も、新聞・ニュースや本などを見る習慣があれば防げた可能性があったかと思うと、自己防衛のためにも情報収集って大事だなとも改めて感じた次第である。

 

 

まとめると

・複数の問題を抱えている時のメンタルダウンに注意

・ウマい話は絶対に自分のところにこない

・自己防衛のため日頃からニュースや読書を通じ情報収集を

 

おしまい