一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

無借金経営人生のススメ

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無借金経営の人生を今のところ貫いている。

「借金」と言うとサラ金だとかカードローンとかを思い浮かべることも多いと思うが、多くの人が利用し、しかもその金額が高額なのが「住宅ローン」である。

現代人が利用して止まない「住宅ローン」の毎月の引き落としがないこと、これが私の心に多大なる心の安定を生んでいる。

 

前職でも現職でも家庭のある人の8割はローンで何千万円もの家を買っている。

仮に都内で5,000万円の中古マンションをかなり楽観的ストーリー(変動金利で全期間金利0.5%)で35年払いで購入するとしても、毎月約13万円の返済が生じる。

13万円あったら何回女の子と楽しく飲みに行けるだろうか(笑)

これに加えて、固定資産税・管理費・修繕積立金・火災保険料などがかかってくるので、実際の出費はもっと大きくなる。

 

レバレッジを利かせろ」とロバート・キヨサキ『金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』でも言っている。まあ、理屈ではわかる。

改訂版 金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法 (単行本)

借金をすることで今現在の実力以上のカネを動かすことができるし、あのホリエモンが彼女の父親から借金をしてライブドアの前進のオン・ザ・エッジを起業したことも有名な話である。

 

だが、一部の天才の話を自分と比較して論じてもあまり意味がないと思う。

とにかく、無借金経営人生の心の余裕は半端ない。

がんなど重大な病気になって働けなくなってもローンは毎月自動的に引き落とされていくし、職場がとんでもない劣悪な環境になったとしても、住宅ローンのことを考えると辞めにくいという状況が容易に想像できる。

でも、ローンさえなければ実家に戻って大人しくしていれば、とりあえず風向きが変わるまで親のスネをかじりながら困難をやり過ごすこともできるだろう。

 

住宅ローン以外も、車のローン・奨学金などの数百万単位の借金には否定的だし、クレジットカードも1回払いのみだ。できればPayPayなどの前払いの決済手段を使いたい。

クレジットカード推奨派は「ポイントがつく」ことをやたら強調するが、たかだが1%〜多くて数%やそこらの世界なのだから、他人から金を借りない安心感が私の中では強い。

多分、こんな発想をする人間は経営者には向かないのだろうが、少なくともイチ会社員として労働を続ける限り、何千万円も借金をしてまで家を手に入れる魅力を私はまったく感じないのだが、どうだろうか。

 

おしまい