一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

一匹狼のバイブル「モテる技術」 はじめに

僕がモテる男になるための記念すべき一冊目として買った「モテる技術」ついて紹介する。

モテる技術 (ソフトバンク文庫)

 

正直なところ、正統派の本を期待して買った。

デートの際は車道側を歩いてあげるとか、

お店に入った時にコートをかけてあげるとか、

サラダを取り分けてあげるとか、

そんな何やかやが書いてあると思っていた。 

そんな基本的なことから、徐々に学んでいけたらと思っていたのである。

(そもそもナンパ本なんてあることを知らなかったのだが)

 

 

この本は衝撃の連続であった。

それまで、誠実で真面目な男性が最後は勝つ、と本気で考えていた。

そんな考えを完膚なきまでに否定してきたのが、本書である。

この本に出会えたのが、20代前半で僕は幸せだった。

本書で冒頭から繰り返し強調されているのは、「恋愛はゲーム」という価値観である。

ちなみに、本書は単行本と文庫本で販売されていたのだが、僕は文庫本で購入した。

ページ数は約700ページ(笑)。

モテる男について、心構えからはじまり、外見についてのアドバイス

具体的な出会い方(ほぼナンパなのだが笑)、デートの進め方、

セック○への持ち込み方から、女性との別れ方に至るまで、

モテる男の必要なすべての知識・ノウハウが集約されている。

 

とても語りたいことが多すぎて一つの記事では書ききれないので、

数日に分けて、目次と簡単な解説を挟んでいきたいと思う。

今日は簡単に冒頭の「はじめに」の記載内容を掲載しておく。

 

 

◆はじめに

冒頭の「はじめに」では、著者であるロンとデイビットが、

特に魅力的でもなく、金回りも良くない自分たちが、

どんなことをしても女性にモテる秘策を探し当てようと心に決め、

巡り合った女性と片っ端からデートをし、その記録をノウハウに昇華させた、

という本書ができ上がるまでの経緯が書いてある。

彼らは決して最初からモテモテのイケメンではなかったということだ。

 

 

そこには「わたしたち著者は、あなたの専属恋愛コーチだ」、という頼もしい言葉も載っていた。

実際、この本は以後長く私の専属恋愛コーチになった。

 

また、この本はアメリカの著者による本だが、

「文化の違いを理由に、理想の女性を手に入れることをあきらめるな」

という警告をしている。

なるほど、恋愛本に限らず、著者が外国人の場合、「日本には当てはまらない」

という一言で、その本の主張を受け入れないことの多いこと。

Amazonのレビューなどを見ているとしばしば目につく)

文化の違いにより、「過激な内容や不適切な内容は必要に応じて修正を加えてほしい」

としており、その前提で読み進めることが大切だ。

 

はじめにの最後に、恋愛はゲームだと書いてある。

先ほど書いたとおり、このフレーズは繰り返し繰り返し出てくる彼らの思想の肝である。

今日は「はじめに」最後の名フレーズの引用で締めくくろうと思う。

 

 

最後に一言。恋愛はゲームだ。人生における重要なゲームではあるが、ゲームであることに変わりはない。どんなゲームも、ルールを覚えた頃は、うまくいかなくてイライラすることがあるが、恋愛もゲームもそれは同じだ。しかしまたどんなゲームもそうであるように、恋愛も腕を上げるにしたがっておもしろくなってくる。最初の何回かはうまくいかずにうろたえることもあるだろうが、あきらめてはいけない。めげずに続けていくうちに、楽しめるようになるのだ。 

 

 

今は分冊になった模様。内容はほとんど同じ。

マインドセットや基礎知識は入門編に記載がある。

モテる技術 入門編 (SB文庫) モテる技術 実践編 (SB文庫)