しばらく空いてしまったが、一匹狼のバイブル「モテる技術」から、出会いの場について学んでいこう。
「どこで女性に出会えるか」については、第4章に記載がある。
冒頭で、非モテ男のボブとモテる男ブルースの対比的な1日が描かれる。
ボブは常にイライラして過ごし、声をかけてくれる同僚の女の子にもきつく当たる。
一日中人を避けて過ごし、夜はオナ○ーをして寝るだけだ。
一方、ブルースは通勤中の車の中でも、早朝のジムでも、コーヒーショップでの朝食中も、会社のオフィス内でも、あらゆる女性にコンタクトを図る。
そして、その相手の女性がどのような反応を取ろうとおかまいなしだ。
夜は数多くいるセフレの中からスージーの家をねぐらに決める。
著者は、ボブがモテない原因を「人生のあらゆる事柄を否定的に考える癖を持っているから」と分析する。
次に挙げる4つの言いわけは、しばしばモテない男の心を占領し、モテるチャンスを打ち砕くという。
4つの言いわけとそれらにうまく対処すること大切さについて前半で述べられている。
第4章 どこで女性に出会えるか
出会いのチャンスを妨げる4つの言いわけ
言いわけその1 「時間がない」
言いわけその2 「噂されるのが怖い」
言いわけその3 「僕には無理だ」
言いわけその4 「口説き方がわからない」
言いわけその1 「時間がない」
忙しくて時間が取れないことをモテない言いわけにしないように、という話。
忙しくて出会いがない→彼女ができない と嘆いている男、多くないですか?
女性と出会うのに、多くの時間は必要なく、レストランでの待ち時間なども無駄にせず女性に声をかけようと言っている。
そうはいっても、僕も一時期努力はしたものの、日常にこのナンパ精神を取り入れるのはなかなかハードルが高かった。
僕は、基本的には「今日はこれからナンパするぞ」と決めたときだけ、ナンパモードに入ることができる。
ナンパを日常に取り入れられたら、最強だ。
言いわけその2 「噂されるのが怖い」
この問題は注意深く行動することで切り抜けられるとしている。
信頼できる男友だちにナンパしていることを打ち明けるのはかまわないが、できれば恋愛の場と仕事の場はきっぱり分けることを勧めている。
正直、僕らの上司世代はナンパを毛嫌いしている人が多い。
だいたいは嫉妬からくるような感じはあるが。
僕も飲み会で軽はずみにナンパしていることを公言してしまったことがある。
その場では聞いていないふりをしても、必ずあとで覚えているし、その発言がマイナスに働くことも少なくない。
男の嫉妬は何より怖いものだ。
色恋沙汰は仕事とはまったく関係ないところで全力でやればよい。
言いわけその3 「僕には無理だ」
「僕には無理だ」と落ち込んだ時に手助けしたもらえる他の男性を確保しておくように、という話。
モテる男友だちで自分を応援してくれる人がいるととても心強いし、そういう相手とは一生付き合っていきたいよね。
言いわけその4 「口説き方がわからない」
言いわけや泣き言はやめて、試行錯誤しながらあきらめずに挑戦しなさいとして、この項を締めている。
まったく、そのとおりである。
後半は、常に出会いのチャンスを窺がっているブルースに学ぶ。
ブルースはすべての女性が潜在的な候補者とみている。
なんと、素晴らしい心の持ちようだろうか。
声をかけるのにふさわしい女性の要件は、ただ1つ、息をしているということだけだというw
何度も繰り返しとなるが、恋愛はゲームなのだから、楽しくて、そして失敗してもどうということもないということを強調している。
この恋愛はゲームというフレーズは本書の至るところで登場する。
それだけ、著者の理論のど真ん中に位置するのだろう。
ゲーム感覚で恋愛を楽しむためのルールについて後半記載されている。
ルールその1.何があっても、自分に非があるとは考えない
ルールその2.陽気にやる
ルールその3.あきらめない
ルールその4.確率を楽しむ
ルールその1.何があっても、自分に非があるとは考えない
女性をナンパして断られたとき、デートに誘って断られたとき、自分が悪いと思う必要はないという話。
女性の振るまいを自分への非難だと受け止めると、デートはもはやゲームではなくなり、楽しさが失せてしまうという。
逆に、ナンパした女性の反応が良かった場合は、遠慮なく自分をほめてやることが大事と説く。
なんとも自分勝手な考え方だが、こういう図々しさは女性にモテるうえで非常に重要だ。
ルールその2.陽気にやる
とにかく楽しくゲームに興じること。
暗い人に声かけられるより、当然明るい人に声かけられた方が気持ちいいよね。
ミリオンダラー・スマイルというテクニック?が他のナンパ師さんのブログで紹介されていたが、満面の笑みで声をかけることをいつでも意識をしよう。
ルールその3.あきらめない
女性が誘いに乗ってくるか来ないかは問題ではない。恋というゲームにどのように臨むか、勝算が薄い思われるときも勝利を目指して努力することが大切だという話。
女性のLINEのやり取りが冷たいときや、アポ中に話が盛り上がらないとき、僕はいつもこの文章を思い出すようにしている。
ルールその4.確率を楽しむ
第2章「モテる男になるには」の章の繰り返しになるが、女性に誘いをかけることを確率で考えよという話。
女性を口説ける可能性を数字で考えると、陽気にやる土台ができるという。
たしかに、アポの最後までいける可能性を分析するときは、非常に自分を客観的に見ることができる。
この感覚を研ぎ澄ましていくことで、自然とゲーム感覚を楽しめるようになるのだろう。
この項も、むちゃくちゃ大事なことのオンパレードである。
ブルースみたいに、恋愛はゲームだから失敗してもどうってことないという考えで、気楽に楽しむことはめちゃくちゃ大事なマインドだ。
必死になると女性はすぐに察知して、離れていく。
男には女性意外に大事なことがたくさんある。
色恋以外にたくさんの世界をもって、充実した人生を生きよう。それが魅力につながる。
この項の最後に、女性と出会える場所について書いてあるが、コーヒーショップ・レストラン・ジムから始まり、料理教室・インターネットまであらゆるところでの出会い方が書いてある。
具体的な話になって切りがないので、ここでは割愛する。
「モテる技術」の書評は途中だが、女性との「出会い」のフェーズに関して言えば、第5章まででいったん区切りがつく。
いったん次回の第5章の紹介をもって、モテない僕の回顧録に戻っていきたい。
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