一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

バイト感覚で仕事する

もしあなたが正社員であるなら、バイト感覚で仕事すればいいと思う。
「バイト感覚」と言ってしまうと、責任を持たない・すぐ辞めるといったイメージが浮かぶが決してそういうつもりではない。

 

「気が遣えない」・「言葉遣いが悪い」・「時間にルーズ」など、社会人どころか大人として信頼を失うような働き方は論外である。

そういった人間はどこに行ったところで、うまく生きていくことはできないだろう。

 

一方で、自分の職務や職責をしっかりと果たす前提で、遊びの予定を優先したり、服装や髪型をラフにしたりするのはまったく問題ないと思っている。

僕は営業職だから、当然個人として予算が振られている。

僕は部下もいない立場だから、自分の予算を達成しているならば、早帰りや有給は遠慮なく取得するし、連月予算を落としていないから、髪型はEXILEだし、スーツはテカテカのスリーピースであるw。

一部では物議を醸しているようだが、誰にも文句を言われる筋合いはない。

しっかり自分の仕事ができているのなら、ダサい格好をした、夜遅くまで残業することを美徳としているような上司・先輩を気にする必要なんてないのである。

 

そもそも、ある程度の規模の会社においては、部長でも課長でも、というか役員や社長ですら雇われの身である以上「自分の代わりはいる」ということである。

しかし、がんばりすぎて身体や心を壊しても誰も面倒をみてくれない。

自分の身は自分で守るしかないのである。


だから、会社に対する無駄な忠誠心は捨て、自分の与えられた仕事の成果をしっかり会社にもたらすことさえできれば、あとはどんな働き方をしようとあなたの自由だと考えよう。

だって、あなたの代わりなんていくらでもいるんだから。

 

 

さて、その前提でいまあなたが正社員の立場で恵まれているものに目を向けてみよう。

日本はいまだに身分社会だから、正社員というだけで派遣社員契約社員などの非正規雇用の労働者とは異なったメリットを享受できる。

固定給・ボーナス・各種手当・福利厚生・降格がない・終身雇用などなど。

おわかりのとおり、これらはあくまで今現在の正社員のメリットだ。

吸えるうちにこれらを吸い尽くす手はない。

ただ、いずれこれらは無くなる(削減される)。

だから、勤め人の空き時間で業務外のスキルや経験を積むことが必須だ。

ちなみに僕は、空き時間を読書や女遊びに回している。

女遊びだってれっきとした経験だと思っている。

だって、人たらしの技術って営業にすごい役立つから。

 

いずれにせよ、これからの個人主義の時代を生き抜くには、自分をバイトだと思って割り切る意識が必要だと思うのだ。

 

 

 

おしまい