一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

18までの人生と18からの人生

人生100年時代とかよく言われてるけど、自分の40年弱の人生振り返ると、18歳までとそれ以降って全然濃さが違うことに気づいた。

18歳までは毎日新しいことを学校で勉強しながら、部活と両立したり、繁華街で調子乗ってたら不良に殴られたり、恋愛して彼女できたり別れたり童貞喪失したりしながら、激動の毎日を送っていた。大学受験期なんて寝る間も惜しんで勉強したし。

 

それと比べると18歳以降の人生って、薄い。適当に大学生活を送って、自分の実力で入れる大企業に入って、30くらいまで仕事すると、大体社内で自分の置かれたポジションがわかってきて、あー役員は絶対無理だな、部長も無理そうだな、課長にはなれそうだけど次長止まりかなみたいな感じで悟りが開かれてくる。隣の隣に座ってるハゲたおっさんが自分の20年後かなー、でも年収1000万手放すのもなんだか惜しいしな、的な。

 

自分だけがこういうつまらない人生を送ってきたのかと言うと、大体平均的なサラリーマンは若干の上下があってもこんなもんだろう。みんな多かれ少なかれ「これが俺の人生なのか?」と逡巡しながら生きているはずだ。

自分の場合、20代〜30代前半のうちに女遊びに精を出していた分だけまだマシなのかもしれない。女遊びは続けたいけど、まさしく最近不同意性交罪なんてものが施行されたので、しばらくは怖くて女性と飲みにも行けないし。いい感じになってセック○したら、あとで同意がないと言われ捕まる可能性があるからね。

 

そういうことで、安定を捨てて環境を大きく変える最後のチャンスがアラフォーの今なのかな、と思う。サラリーマンを辞めるのはさすがに勇気が必要ではあるが、正社員としての転職であれば、大失敗しても給料が0になるわけではないので、またその時考えればいいし。夢を見たいとは思わないが、残りの60年の人生の可能性は広げたいと思うので、しばらくはハードに働こうかな、と思っている。内定が出るまで、走ります。

 

おしまい