今日もテレワーク。
取引先にもテレワークが浸透してきて、お互いのノートパソコン(業務用携帯)でWEB会議ツールで話をするというのが浸透してきました。
もはや、出勤する意味がゼロに限りなく近づいているのだけど、それでも家にいたくない(居場所がない)上司や先輩たちから出勤の圧がかかってきていて、本当に勤め人は無駄なことが多くてイヤだ。
とはいえ、僕も最近はだいぶ年次も重ねてきたので、無視することもできるようになってきたのだが、20代って大変だよね。
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1.時事ネタピックアップ
帝国ホテル、客室をサービス付きアパートに転換
30泊36万円から コロナ禍で新事業育成
これはお得感のある値段設定!僕のような勤め人にはこれでも高いが、富裕層には余裕で出せる金額だろう。サラリーマンでも5泊15万ならややハードルも低め?
定期建物賃貸借なら変な賃借人に居座られることも法律上ないし、良いアイデア。
そして、もう2ランクくらい下のホテルが同じことやってくれたら、もう家引き払って引っ越したいよね。ホリエモン的な生活。
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2.本日の一匹狼語り
【幸福を設計するための3つの資本】
私が私淑して止まない橘玲先生は、時事問題・マネーリテラシー・社会制度の歪み・不都合な真実(タブー)を実にわかりやすく、歯に衣着せぬ言い方でわれわれに教えてくれる。
僕の中では、D・カーネギー、ホリエモンと並んでその著書を通じて僕の人生を大きく変えてくれた人間の一人である(あとは音声メディアだけど、Voicyのサウザーさん)。
特に、橘玲先生は僕たちが人生で直面する様々な出来事を整理して、「言語化」するのがとても上手だ。
たとえば、僕たちがなかなか言語化しにくい概念のひとつに「幸福」がある。
人の解釈によって千差万別に思える「幸福」とはいったいなんだろう。
今日は、氏の著書『幸福の資本論』から、幸福を設計するためにわれわれが持つことができる3つの資本について紹介したい。
幸福の土台は、お金(金融資本)・仕事(人的資本)・愛情や友情(社会資本)の3種類からできていると定義する。
この3つの資本から「幸福に生きるための土台」の組み合わせを考える。
この考え方は非常にシンプルでわかりやすく、この理論に従って、自分の価値観に基づいて正しく人生を「設計」すれば、より簡単に「幸福」に近づくことができるはずだ。
<1つも資本がない=不幸>
お金も仕事もなく、恋人や友達もいないのは、何一つ土台がないのだからもちろん「不幸」と定義できる。
<1つしか資本がない=不安定>
金融資本も人的資本もないけど、社会資本は持っているタイプ。貯金はゼロで、仕事もバイトだけど、恋人や友達といつもつるんでいるようなタイプ(地方のマイルドヤンキー等)。
金融資本も社会資本もないけど、人的資本を持っているタイプ。貯金もないし恋人もいないけど、正社員で安定した給料をもらっているタイプ(独り身だけど仕事は充実している)。
基本的に、資本が1つだけでは不安定な状態になる。マイルドヤンキーが友達を失ったり、正社員が失業した瞬間、何も持たざる者になるから。
<2つ資本がある=理想的>
人的資本と社会資本のあるタイプ。一流企業に働きながら、恋人や友達をワイワイやって、Facebookやインスタに投稿している人たち(いわゆるリア充)。散財するので金融資本は乏しい。
金融資本と人的資本のあるタイプ。正社員でバリバリ働いて、お金もけっこう貯まったけど、恋人や友達がいない人たち(僕はこれに近い・・)。
金融資本と社会資本のあるタイプ。お金持ちと結婚してママ友と遊んでいる専業主婦など。
2つ資本があると安定するので、理想的な状態である。
<3つの資本を持つのは難しい>
おいおいちょっと待てと、理想的なのは3つの資本をすべて持っている人でないの?と思うだろう。
現実には、これを実現するのはなかなか難しいようだ。大きなお金を手にすると、お金目当てに寄ってくる人間を避けるようになり、結局友達がいなくなるからだ。
だから、まずは資本を1つ持つところから始め、それを2つにする努力をしよう。
詳しくは『幸福の資本論』を読んでみてほしい。
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3.一匹狼の好きな言葉
【来たるべき時代の人生戦略】
君が目指すのは、大きな人的資本、大きな金融資本、小さな愛情空間、そして広大な貨幣空間に広がる「友だち」ネットワークを持つことだ。人的資本は「好きなこと・得意なこと」に一極集中する。金融資本はグローバルマーケットに分散投資する(借金を背負って「マイホーム」という不動産に一極集中させない)。社会資本は小さな愛情空間・友情空間と、広大な貨幣空間のネットワークに分割する。これが来るべき時代の人生戦略になるだろう。
──橘玲『人生は攻略できる』より
今日紹介した話の結論が実はこれ。 社会資本はベタベタな地元のつながりではなく、弱いつながりでいいのでより広い空間で持つように勧めている。僕もそう思う。
おしまい