一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

毎日一時間自己投資しよう

昔の知人や会社の同僚を見ていると、他人の悪口を言ったり、自身の現状を愚痴ったりする人間に限って、無駄な時間を過ごしていることが本当に多いように思う。

彼らは、通勤電車ではスマホゲームに興じ、家ではテレビばかり観ているようだ。

普通に考えて、通勤時に読書をしたり、家で勉強したり、自身の考えをアウトプットしたりしている人が、金曜の夜に赤提灯で上司の悪口を言っている姿はなかなか想像できない。また、経営者や成功者が、本をまったく読まないという話も、テレビばかり観ているという話も聞いたことがないのである。

 

ドキっとした人にまずオススメしたいのは、毎日一時間でいいので、何か自己研鑽につながることに時間を投資してみることだ。

厳密に「一時間」を厳守する必要はなく、最初は15分からでもいいし、日中のスキマ時間(通勤やランチ、外回りのアポとアポの間など)を合わせて一時間でもよい。とにかく、自分のできる範囲で継続することが大切なのである。

 

オススメは、インプット系では、王道の読書や勉強、アウトプット系だとブログ書きや日記書きである。繰り返しになるが、どれも無理やり続けるのではなく、できる範囲で続けたらいい。できない自分を責めることなく、できた自分を褒めてあげよう。

 

かく言う僕も、数年前までは赤提灯で同僚と上司の悪口に興じ、週末は家でAVを見ながらオナニーするだけの人間だった。

そのため僕のブログ記事は、男子(特に20代の若い男子)を啓蒙する意図ももちろんあるが、自戒の念も非常に強い。過去の自分を回想し否定することで、二度と同じような自分には戻るまいと自己を戒めているのである。

親や上司から植え付けられた常識に凝り固まった、思考停止した、情報のアウトプットもしない、仕事が男の生き甲斐だと信じ、優しさこそ男の魅力で、女に貢ぐ、非モテ&非モテ&非モテに次ぐ非モテ、それがつい数年前までの一匹狼なのである。ホリエモンの合理的思考を学んでから、諸々始めたことは「継続は力なり」で続けている。今がどん底でも心配はいらない。少しずつ人生は好転する。

 

サミュエル・スマイルズ『自助論』にもこんな記述がある。

わずかな時間もムダにせず、コツコツと努力を続ければ、積もり積もって大きな成果に結びつく。毎日一時間でいいから、無駄に過ごしている時間を何か有益な目的のために向けてみるがいい。そうすれば、平凡な能力しかなない人間でも必ず学問の一つくらいはマスターできるようになる。そして、どんな無知な人間でさえ、十年もしないうちに見違えるほど博識な大人物に変わっていくはずだ。

 

毎日一時間、自己投資をしよう。

 

 

おしまい