一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

金持ちになるためのタネ銭の貯め方

金持ちになるための方法はシンプルだ。

僕はまだ金持ちと胸を張って言えるほどの財をなしているわけではない。

ただ、サラリーマン生活を初めてからコツコツとお金を増やしてきたことについては、ちょっとした自信がある。

今日はタネ銭の貯め方について書こうと思う。

 

自分の事業を興すにしろ、資産運用するにしろ、その元手となる資金が必要だ。これが「タネ銭」である。

僕は「金がない金がない」と周囲には言いつつ(貧乏な女にたかられるのが嫌だから&割り勘でもセック◯させてくれるような寛大な女を追い求めているから)、実はけっこう多額の資金をプールしている。もちろん日本円だけでなく、株式・投信・外貨などに姿を変えている部分もある。

 

タネ銭の貯め方は極めてシンプルである。

 

給料の最低10%を貯蓄に回す

 

これだけである。

ちなみに、手取りの10%ではなく、額面給与の10%だ。

税引き前の給与が30万なら、最低毎月3万を貯蓄するのだ。

昇進して給料が上がってきたら、その割合を上げるのもいいかもしれない。ちなみに、僕は20%を貯蓄に回し、株式・投信を毎月一定額購入している。

 

ちなみに、日本のバフェットとも言われる本田静六という戦前の大富豪・投資家は、どんなに苦しくても収入の4分の1を貯蓄・投資に回していたそうだ。家族を抱えながらも、虚栄心を廃し、お金がない時はごま塩だけでご飯を食べ、強制貯金を続けタネ銭を蓄えた。これは、見習うべき姿勢だろう。ちなみに、ボーナスは100%全額を貯蓄に回していたというから圧巻である。

 

さて、この「給料の一定額を貯蓄に回す」という方法を、単純なことだと馬鹿にしてはいけない。

実際にやってみるとわかるのだが、奇妙なことに、使えるお金が10分の1(手取りに直すとさらに大きな割合)減ってからも、それまでと同じように生活していくことができるのだ。無意識のうちに必要経費を下げ、無駄遣いをやめているのだろう。

 

ちょっとした贅沢(スタバのコーヒー・有名店のランチ)から始まり、アクセサリー、時計、有名ブランドの服、何十万もする海外旅行・・それらを購入して一時的な物欲を満たすことはできよう。あなたはそのようなすぐ消える満足を取るか?それとも中身のあるもの、資産運用の軍資金、将来商売を始めるための貯金、不動産購入資金、大切な家族のための相続財産に充てるか?

答えは明らかだろう。

 

普通のサラリーマンであれば、ある程度の投資資金が出来たところで、本格的に株・投信・外貨などでの運用を初め、年利5%くらいでの複利運用を目指せばいい。毎月5万を30年間年利5%で回せたら最終的には4,000万円を超える。これまでの市場の成長を考えると、株式投資メインであれば、これは決して難しい数字ではない。銀行預金の利息はほぼゼロなので、銀行に預けていたら1,800万円そこらにしかならない。早めにタネ銭を貯めて、複利の力で運用だ。これもいつか話そうと思うが、個人的には不動産投資はオススメしない。

 

ちなみに、「貯蓄に回す」プロセスは絶対に自動化した方がいい。給与口座から手動で別口座に回すとなると、「今月苦しいし、少しくらいいいか」という甘えが必ず出る。

給与の振込口座を2つに分ける、給与天引きで(今は利率が悪いので勧めないが)貯蓄型の保険や個人年金に入る、毎月決まった日に口座振替で株や投信を一定額買い付けるなど、強制化すべきだ。

 

参考書籍:『バビロンの大富豪』

参考書籍:『私の財産告白』

 

 

おしまい