一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

僕の志を共有する同志

何度もブログに書いてきたとおり、僕には友達と言える友達がいない。

小学校時代は、まあ、普通にクラスメイトとはそれなり遊んだりしていたが、中学・高校・大学と歳を重ねていくにつれ、同世代の人間と話が合わなくなり、今や友達と呼べるような人は一人もいないような状況である(たまに飲みに行くのも数人のナンパ仲間のみ)。

幼少期からやや合理的に物事を判断しすぎる傾向があったのと、勉強・運動ができない人間をあからさまに見下していたからである。ただし、高校時代までは運動ができる=正義だったので、いじめられたりすることはなかった。身体が大きく、運動ができ、勉強ができたらいじめの対象となることなどない(顔もまあまあよかったし笑)。人間というものは、生まれながらにして不平等なのである。

 

そんな僕にも、実は志を共有する同志が何人もいる。それは、書籍の著者たちである。尊敬する人物たちの思考や行動の真似をすることが、僕の成功への道を切り開く大きな力となっている(無論まだ道半ばであるが)。

僕は困ったことがあると、尊敬する人物たちと頭の中で会議を行う。その人物たちとは、スティーブン・R・コヴィー先生、D・カーネギー先生、橘玲先生、堀江貴文先生、ロバート・キヨサキ先生、ジョージ・S・クレイソン先生あたりが直近の構成メンバーである。「彼らだったらどうするか?」を考え、最良の選択肢を選ぶのだ。悩んだら実際に書籍を机に積んで考える。こういった意味でも、本当に気に入った書籍は紙の本で用意しておくといい。基本は電子書籍でいいと思うんだけどね。

 

ちなみに、後から知ったのだが、この頭の中で会議を行う手法は、あの有名なナポレオン・ヒル『思考は現実化する』にも書かれていた。彼も想像上の円卓会議を開き、必要な情報や知識を吸収していったということだ。今後『思考は現実化する』が僕の愛読書になった暁にはナポレオン・ヒル先生も喜んで会議メンバーに迎えようと思う。

 

こうして書籍の著者と会話をすることは非常に生産的である。勤め人の先輩・後輩と赤ちょうちんの居酒屋で話していると、誰が出世した、誰の派閥に属するといい、港区に家を買った、BMWを買った、ロレックスを買ったなど、勤め人的な価値観にどうしても引きずられてしまう。

角が立たない程度に彼らからは距離を保ち、読書を習慣化しよう。飲み代を節約して書籍代に回そう。角が立つと転勤させられてしまったり、いろいろ不利益があるので注意だ。幸い、このご時世飲み会を断ってもちょっと変なやつだと思われて放免されるくらいの世の中になりつつある。いい時代になったものだ。

本をたくさん読もう・オーディオブックをいっぱい聞こう、そうやって自分の志を保とう。

 

 

おしまい