一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

サラリーマンというチームスポーツ

こんばんは。

月曜日から暑くて疲れました。

労働者の皆さま、体調は大丈夫でしょうか?

肉体的にも精神的にも決して無理せず、夜の勉強や遊びのために、体力・気力を温存しましょうね。

 

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1.時事ネタピックアップ

 

菅氏、コロナ特措法改正に意欲
休業と補償セット、警察利用も

https://bit.ly/3fGLuZO

 

休業と補償をセットでという考え方には賛成だが、公権力が強化され外出禁止が強制されるなんてことにはならないといい。すぐそこのコンビニに行くのにも警察官の目を気にしなければならないような事態になれば、治安維持法の時代に逆戻りだ。

 

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2.本日の一匹狼語り

 

【サラリーマンというチームスポーツ】

サラリーマンはチームスポーツに似ている。

高校で運動部に所属していた人はわかると思うが、実力や人望のある人間がキャプテンに任命され、それぞれの部員の能力や特徴に応じて、ポジションが与えられる。そこでは、チームの勝利のために、時には自身の意に反する戦術にも従わないといけない。

仮に野球部であれば、自身でヒットを打ちたい時にも「送りバント」の指示が出たり、「犠牲フライ」「スクイズ」の指示が出たりすることがある。戦況によっては、ピッチャーが外野を守らされることだってある。

会社も同じで、組織の利益が最高になるように配置されるから、基本的にあなたが何をやりたいかなど関係ない。たとえ、今の業務が自分の特性にピッタリとハマっていて、楽しくてしょうがなくても、ある日突然異動を命ぜられることなど日常茶飯事である。

その際、それまであなたが作った仕組みや人脈はすべて会社に奪われ、後任者によって使われる。あなたの努力や成果は、微々たる昇給・昇給やボーナス数%上乗せという報酬で帰ってくる。

ピッチャーが外野を守らされるくらいの変化ならまだいいが、下手したらサッカーをやらされるくらいの無茶なコンバート(経理部から営業部へ異動など)も日系企業では普通にまかり通っている。こうしてまた一からスキルや経験を磨くことを求められる。

どんなにがんばってもサラリーマンが楽にならないのはこの搾取構造のせいだ。僕はこの搾取構造に気が付くのに10年かかった。僕らはすべて会社の利益のために使われているのだ。

バブルの時まではそれでよかった。終身雇用・年功序列が約束され、会社のために身を粉にすることでしっかりとリターンが期待できたからだ。しかし、ご存じのとおり、既にそんな時代はとうに終わりを迎えている。

だから僕はある日思った。

「自分に直接リターンのある努力をしよう」

と。

思い返すと、部活よりも受験勉強の方が熱くなれた。なぜかと言えば、自分の努力がすべてダイレクトに自分に返ってくるから。

いま出世街道まっしぐらという人はぜひその競争を行けるところまでがんばってほしい。それは決して費用対効果の悪いことではない。

一方、出世の先が見えてきた人や、いまの仕事が楽しいと思えない人は、自分のビジネスや投資に目を向けよう。日本人はなぜかこうしたことが苦手だ。いや、そのように親や教師から教育されてきたのだ。今こそマインドを変えよう。

僕自身、上司からの評価は、悪くはないが良くもないという中途半端な状況が続いている。30代半ばになるとだんだんと先が見えてくるが、役員はおろか部長になるもの難しいキャリアだと思うので、年収1000万クラスを維持しながら、しっかりとタネ銭を貯めて自身のビジネスを回せるようになりたいと思っている。

あなたは会社のために犠牲になる人生と、仮に失敗しても自分の責任と思える人生のどちらを選ぶだろうか。

 

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3.一匹狼の好きな言葉 

 

「今日という日は死から一番遠い」という峻厳な事実を胸に刻み、今この瞬間を熱狂しながら過ごしたい。

──見城徹『たった一人の熱狂』より

 

 

 

おしまい