一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

【書評】『まんがと図解でわかる7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー監修

こんばんは。

今日は既存さんと飲んでました。

いよいよこの既存さんも離脱しそうな雰囲気で、女不足感が顕在化してきました。

タップルの有料プランにとりあえず3ヶ月だけ登録して、打席に立つ回数を増やそうと思います。

 

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2.本日の一匹狼語り

 

【書評】『まんがと図解でわかる7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー監修

 

今日は、このブログで何度も取り上げている『7つの習慣』の関連書籍であるこちらの本をご紹介。

 

まんがと図解でわかる7つの習慣 (宝島SUGOI文庫)

 

7つの習慣』のマンガ版、図解版などは何冊か出版されているが、今のところはこの本が一番オススメ。

歴史モノや政治モノの出版が多いイメージのある宝島SUGOI文庫からの出版なのだが、なんと本家『7つの習慣』の著者スティーブン・R・コヴィー博士が監修しているので、公式本という位置づけにして良さそうである。

 

本書の構成。

本家『7つの習慣』同様、パラダイムと原則(7つの習慣を学ぶにあたっての心構え)→私的成功(第1~第3の習慣)→公的成功(第4~第6の習慣)→最新再生(第7の習慣)と続く。

コヴィー博士へのインタビューやコラムも充実していて、特に本家には書かれていない博士の生い立ちについても詳しく書かれており、彼が13歳の頃に骨の劣化する難病にかかって、スポーツを諦めて猛勉強したエピソードは知らなかった。

そして、本来『7つの習慣』の続刊として出版されている『第8の習慣』についても、言及されている。10ページ足らずなので、さすがにこれだけの紙面で理解するのは難しいが。

なお、この本は本家『7つの習慣』の新版が発売される直前の2013年1月に初版発行になっている。細かい話だが、新版の発売にあたりいくつかの習慣名が書き換えられている(例:第1の習慣「主体性を発揮する(旧)」→「主体的である(新)」など)。習慣名や引用文などはすべて旧版からの引用になる。出版社によると、新版の方がより原書に忠実ということなので、そのあたりが少しだけマイナスポイントと言えようか。まあ、そこまで気にすることはないが。

 

レイアウトについて。

こういった本は、ぱっと見のレイアウトがとても重要だと思うのだが、 その点本書はかなり見やすい方の部類に入ると言える。

見出しの大きさ、本文と図解の分量バランス、本家『7つの習慣』の原文の引用など、非常に読みやすくまとめられていると思う。編集者の方が非常に優秀だったと推測される。

逆に、個人的にはマンガは不要だったと思う。読んでもらえばわかるが、マンガは全体の10%弱で、中途半端な分量になっている。多くの読者層を捉えるというマーケティング的な理由もあったのだろうが、図解だけでよかったように感じた。

 

まとめ。

失礼な話だが、宝島社からここまでクオリティの高い自己啓発書が出版されていたことには驚きである。まだ絶版にもなっていないので、相当な部数が売れ続けているのではないだろうか。

ただ、原書の本家『7つの習慣』は具体例が豊富だが、本書では紙面の関係で具体的なエピソードがほぼ割愛されている。よって、各項目で示される抽象的表現を具体化したイメージとして持ちにくい(逆に言えば簡潔にまとまっている)。

そして、上述したとおり、図解メインではなく、ある程度文字の分量もあるので、本家7つの習慣』に挫折した人よりは、一度読んだ人の復習本・まとめとしての方が使えるという感想を持った。

7つの習慣』は一度読んでそれで終わりにするような本ではないが、とりあえず分厚いので、頻繁に読み返すわけにもなかなかいかない。なので、それまでのつなぎとしての役目をこの本が十分に果たしてくれるかと思う。文庫本サイズでそこまで分厚くないので、持ち運びもしやすいし、スキマ時間に読むのにもオススメ。

 

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3.一匹狼の好きな言葉 

 

誰とでも無難に付き合い、心にもないお世辞を言ったり、愛想を振りまいて生きているうちに人生なんて終わってしまう。自分がやりたいことを次から次に実現したいならば「自分の時間」を奪う人間と付き合ってはいけない。

──堀江貴文『多動力』より

多動力 (幻冬舎文庫)

 

おしまい