一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

適切なマネーリテラシーを身につけよう(住宅の残価設定ローン)

こんばんは。

今日は週末の新規アポ①に行ってきます。

最近好調なので、連続で即れるように頑張ってきます。

 

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1.時事ネタピックアップ

 

新型コロナ 国内の感染確認1634人 1日として過去最多

https://bit.ly/35wsr1H

 

GoToの盛り上がり、自粛疲れによる気の緩み、気温の低下など、感染者が減るファクターがないので、当たり前の帰結だろう。繰り返しになるが自衛するしかないのだ。

 

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2.本日の一匹狼語り 

 

【適切なマネーリテラシーを身につけよう(住宅の残価設定ローン)】

1ヶ月くらい前になるが、日経で残価設定型の住宅ローンを政府と民間の金融機関が開発しようとしているという記事があった。

www.nikkei.com

 

結局、金融機関は商品やサービスのよい部分しか言わないので、しっかりとマネーリテラシーを身につけておかないと騙される。

残価設定ローンは、元々自動車の購入時に利用されることの多いローンで、本体価格と将来の査定額(残価)の差額を返済していくローンのことである。

自動車の例がわかりやすいので、自動車で紹介すると、300万円の車を5年ローン(60回払い)で購入する場合、60回目の返済額を120万円に設定し、残りの180万円を59回に分けて返済していくといった具合に利用する。300万円を60回で返済するよりも、毎回の支払額を抑えられるのが特徴だ。

 

そして、返済が最終回を迎えたときに、以下3つの選択肢から選ぶ。
1.車を査定額(=残価)120万円で売却して残りのローンを一括で返済する
2.残価120万円を一括で支払って車を買い取る
3.ローンを再設定して車の所有権が得られるまで返済を続ける

 

このスキームを住宅ローンに応用しようというのだ。

ちゃんと理解して購入すればいいのだが、数十年後の満期まで支払ったときに

「まだ家はあなたの物ではありません。残金を一括で支払うか、もう一度ローンを組んでください。無理なら家は取り上げます」

と銀行に言われることになる。

 

おそらく、勧誘時には「毎月の支払額が安く抑えられます」とか「残価を保証しますので安心ですよ」とか言って契約を求めるのだろう。

しかし、景気の変動で市場価格より価値が大幅に下落した場合や、大規模な修繕が必要になった場合、残価を下回る価格での買取りになることが目に見えている。

また、毎年の固定資産税(マンションの場合は修繕積立費なども)の支払を考えたら、どう考えても賃貸の方が安全に思えてしまう。 

 

こういう一見美味しそうな話に騙されないよう、しっかりとお金の勉強をしよう。

特に従来の店舗型の銀行や証券会社の勧める商品はバカ高い手数料が上乗せされているので、絶対に入ってはいけない。

ネット銀行・ネット証券で商品を購入し、わからないことがあればコールセンターに聞いて解決すればいい。 

 

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3.一匹狼の好きな言葉 

 

何が起ころうとも、それが自分に与える影響を自分自身の中で選択することができる。自分の身に起こること、すなわち受ける刺激と、それに対する反応との間には、反応を選択する自由もしくは能力があるのだ。

──スティーブン・R・コヴィー『7つの習慣 デイリー・リフレクションズ』より

 

 

 

おしまい