一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

映画を映画館で観る人間はいなくなる

今日はアポが入り外出。

とはいえ1アポだったので、17時には帰宅して自分の時間を過ごしました。

本当に元の生活に戻れる気がしないですね・・。

 

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1.時事ネタピックアップ

 

仮想通貨の価値はゼロになる恐れ-UBSウェルスが警告

https://bit.ly/39Gob0h

 

まあ、FXもレバレッジ1倍で外貨預金代わりに使うようなワタクシにとって、仮想通貨は明らかに投資ではなく投機以外の何者でもないですからな。全額失ってもいい資金のみ突っ積むべきなのだ。

  

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2.本日の一匹狼語り 

 

【映画を映画館で観る人間はいなくなる】

現代人の視聴スタイルについて語られた以下AERAの記事を見て、どう思うだろうか。

 

「画面の前で2時間」が耐えられない! スマホ世代の集中力に異変

https://bit.ly/3oZ4Z4u

 

以前はこうした人種の若者は、批判的な書かれ方をしたものだ。

しかし、この記事を見る限りそんなこともなく、中立的な表現で描かれている。

本文中で、都内の学生(22)が、

「見ている内容で気になったことを調べたくなったり、それに連動して思いついたことをやりたくなって中断したりします」

と言っている。

これは「多動力」を発揮している理想的な若者だと僕は思う。

このように、映画を映画館でわざわざ行動を制限されながら観る人間はどんどん減っていくだろう。

 

僕自身、スマホを手にしてから一瞬たりとも「無駄な時間」が我慢できなくなった。

スキマ時間を埋めるツールとして、スマホ以上に優秀なデバイスはないだろう。

僕は以前から、スキマ時間用に外出時は本を2冊持ち歩いていた。

更に高校時代まで遡ると、英単語帳だったり数学の公式集を持ち歩いていた。

いずれにしてもカバンが必須だったんだけど、スマホの登場によりポケットに収まるようになり、手ぶらでの外出がデフォルトになった。

しかも、本と違って触れられる情報に制限がないのがスマホのすごいところだ。

Kindle、ネットニュース、ゲーム、動画、SNSマッチングアプリなど、あらゆる情報に瞬時にアクセスができる。

 

こんな現代の時間感覚からすると、映画や観劇などに拘束される時間は多くの現代人には長すぎるのだろう。

実際、大学時代までは、彼女と「明日暇だし映画でも行こう」などと言っていたが、スマホが発達した今、もはや暇つぶしのためだけに映画を見る人はほとんどいないのではないだろうか。

スマホが超細切れのスキマ時間まで埋め尽くすようになったので、映画や観劇という、受動的・一方的な情報を2時間も見させられ続けるのは拷問と言っていいはずだ。

 

こうした世の中では、動画配信サービスが人気が出るのは当たり前だ。

スマホをいじりながら観られるのはもちろん、寝そべって観られる、飽きたら途中で止めて別のことができる、ストーリーが理解できなくなったら巻き戻せる、観ていて気になったことをネットで検索する、酒を飲みながら観られる等、映画館で受ける制限を一切受けない(しかも圧倒的に料金が安い)。

 

もし、映画館が生き残りたいなら、

スマホをいじりながら観れる映画館を作る」

この一択だろうと思うが、上で挙げた動画配信サービスの魅了を上回れるかというと、音響・大画面・デートの口実になる、くらいの利点しかないので、厳しいんじゃないかなあと思う。

実際、昔より「映画好き」女子も減った気がする。

僕が単純に映画好き女子を引き寄せなくなっただけかもしれないが。

 

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3.一匹狼の好きな言葉 

 

【好きなことと得意なことが違っていたら?】

「好きなことと得意なことがちがっていたらどうすればいいのか?」という質問が出るかもしれない。実際、こういうことはよくあるし、人生の重要な選択になる。

これはもちろん一人ひとりが決めることだけど、一般論としていうならば、好きなことより得意なことを選んだほうがうまくいく。

──橘玲『人生は攻略できる』より

 

 

一般的に、好きなことより得意なことの方が成功率が高い(=稼げる可能性が高い)と言える。得意なことを捨てて、今流行りの「好きなことを仕事にしよう!」を地で行っていたら、高確率で安定した裕福な暮らしはできないだろう。だから、「好きではないけど嫌いでもない」くらいの仕事が見つかったのなら、それで稼ぎつつ、収入が安定してから好きなことに手を出せばいいのだ。

 

 

おしまい