一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

なぜデフレは悪いの?(デートで使えるお金と経済の話④)

今日もテレワーク、家でグーグー寝てました。

午後は性欲も復活してきて無料のAVを観ながら電話対応(笑)

夜は既存さんと宅飲みの予定なので、久々にセック◯ができそうです。

 

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1.時事ネタピックアップ

 

携帯SIMロック、原則禁止へ 他社に乗り換えしやすく

https://bit.ly/2YpBUU2

 

まあ、現状でも一括で購入して即SIMロック解除したらよいかと。ちなみにドコモは一括で購入したらSIMロック解除された状態での引渡し、かつネット経由だと購入当日でなくても手数料3000円が不要。ここがソフトバンクKDDIより良心的。

 

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2.本日の一匹狼語り 

 

【デートで使えるお金と経済の話④(なぜデフレは悪いの?)】 

今日は「デートで使えるお金と経済の話(別名:高卒女子でもわかるお金と経済の話)」第4回。 

 

第4回:なぜデフレは悪いの?

Q:どうしてデフレが悪いの?モノが安く買えるんでしょ?

A:デフレになると所得も下がり、デフレスパイラルに陥る危険があるよ

 

今日は巷のニュースでもよく耳にするインフレとデフレについてお話したいと思う。

インフレ(インフレーション)は、物価(モノやサービスの値段)が継続的に上昇する状態で、お金の価値は下がる。たとえば、コンビニのおにぎりが1個100円だったのが、200円になるという状況を指す。同じおにぎりを買うのに2倍のお金がかかっているので、お金の価値が下がっていることがわかると思う。

一方、デフレ(デフレーション)は、インフレの逆で、物価が継続的に下落する状態をいい、お金の価値が上がる。おにぎりが1個100円だったのが、50円で買えるような状況を指す。

 

一見、デフレが理想に見えるが、景気が良いときに、インフレが起こりやすくなる。景気がいいと、企業の売上が増加し、従業員の給料が増え、モノやサービスを買おうとする意欲が生まれるから(だから企業はまたモノやサービスの値段を上げ、それでも売れるという好循環が生じる)。

逆に、物価が安くなるからといって、デフレが良いわけではない。物価が下がると、企業の売上が減少し、従業員の給与が減額されると、購買意欲がなくなる。売れないからモノやサービスの値段を下げ、企業の売上がさらに下がり、以下無限ループ・・。この状態をデフレスパイラルという。だから、デフレを避けようという話が出てくるんですね。

 

ところでデフレは絶対に悪いのだろうか?

われわれおっさん世代には記憶にあるかと思うが、マックのハンバーガーが65円で買えた時代があった(今から20年くらい前)。当時高校生の僕からしたら、デフレ・デフレと世間が騒いでいたものの、ウハウハだった(デフレサイコー状態)

これは実は真なりで、デフレと言うのは定額の小遣いをもらっている高校生や、決まった金額を毎月もらえる年金生活者、一部の大企業の社員や公務員など賃金が固定化されている労働者、そして引退した金持ちにはとても有利なのだ。だって、物価が下がっているのに、決まったお金がもらえるのだから、たくさんのモノやサービスが買えるようになるのは自明ですよね。

 

逆に、インフレになると物価が上がって、お金の価値が下がるから、同じ1万円で買えるモノやサービスの量が少なくなる。だから、現金を大量に持っている金持ちは、その価値が下がってしまうことを恐れ、急いで不動産や株式などに姿を変えようとする。

一方で、ローンを組んで家や車を買った人々は、購入後に価格が上がっていくのを見て歓喜する。これが高度経済成長期から今に至るまで、ローンを組んでまでも家を買おうとするマイホーム神話の元凶になっているのだが、それについては話が脱線するので今日は触れない。

 

デフレでメリットを享受するのは富裕層、インフレでメリットを享受するのは、給料をもらいながらローンを組む現役世代、と覚えておくといいだろう。

一般的に、物価上昇率よりも賃金上昇率が上回っている、適度なインフレが理想と言われている。

 

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3.一匹狼の好きな言葉 

 

【伽藍に閉じ込められたサラリーマン】

 定年が70歳になったとして、20歳で就職したら同じ会社に50年、半世紀もいることになる。最初の10年で出世できるかどうかが決まるとすると、そこで振り落とされたら、「君の居場所はないよ」といわれながら40年も会社にしがみつくしかない。これは、控えめにいっても「拷問」だ。そんな伽藍(※閉鎖的空間)の世界に閉じ込められたサラリーマンが、世界でいちばん会社を憎むようになるのは当然なのだ。

──橘玲『人生は攻略できる』より

 

 

どこの会社でも、将来部長や役員になるかどうかの選別は大体30代には終わっていることが多い。そこでふるいから落ちた人は、仕事はクビにならない程度に手を抜いて、遊びに生きたり、自分のスモールビジネスを作っていくといいだろう。そうでなければ、いつまでも出世を目指したところで報われず、会社を憎むサラリーマンになってしまう。

 

 

おしまい