一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

ワクチン打たないけど自由は欲しいという矛盾

近々コロナワクチンを打てそうな運びとなった。

打たないまま感染が収まるに越したことはないが、現状を見るとなかなか厳しそうだ。

ここは日本社会全体のためにひと肌脱ごうと思った次第である。

 

ところで以下の記事を見てもらいたい。

times.abema.tv

 

一般企業ならともかく、医療機関に働く看護師のワクチン打たない自由は、クビになる腹をくくることとセットであって然るべきだと思う。

病院は患者の健康と安全を守る立場にあるのだから、その患者と対面する看護師にワクチン接種を求めるのは当たり前の姿だ。

たとえ労働基準法などの制約があって解雇は難しいとしても、なんらかの不利益(異動や降格など)は甘んじて受けるべきだと思うのだ。

こういうとんでもないことを言い始めるやつは早くつまみ出してほしい。

 

近いうちにワクチンパスポートも発行されそうである。

www3.nhk.or.jp

 

ワクチンパスポート以外にも、ワクチン接種をすると接種した人が自治体や民間企業からポイントや割引(GoToトラベル含む)を受けられるなどの取り組みを進めたいと西村経済再生担当大臣も話していた。

こうした動きについて、接種したくない人間が「不公平だ」「差別につながる」とYahoo!ニュースのコメント欄をはじめ大騒ぎしているが、接種した人間は、いくらかのリスク(副反応)と引き換えに社会に貢献しているので、当然享受すべきメリットと言ってよいだろう。

接種しない人は自身の決断による自由意思での選択なので諦めるしかない。ワクチンが作り出した社会安全をタダ乗りしようとしているのだから。

要は接種しない(発症・他人にうつすリスクを持つ)という選択をしていながら、接種した人と同じメリット(各種割引・移動の自由)を求めるのは矛盾していると言わざるを得ないだろう。極めて利己的である。

有事にこういう行動を取る人間は信用に値しないので、周りにいたら徹底的に差別をする。ワクチンを打たないこと自体の差別ではなく、人間としてのレベルの低さ(目先の利益追求・社会全体の利益を考えられない)に対する軽蔑の意味での精神的差別だ。

 

おしまい