一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

賢い問題集の使いこなし方

ダラダラと準備してきた宅建士の試験まで気づけば約3ヶ月となり、いよいよ緊張感を持って試験に対峙していかない時期になってきた。何事もメリハリである。

仕事のスキマ時間なども全力で試験の準備に充てていきたいと思う。

宅建士は世間で言う難関資格ではないものの、合格率が約15%というなかなか厳しい数字となっている。おそらく今のままでは受からないだろうと思う。

資格試験にせよ、大学受験にせよ、「試験」というものは、万人が同一条件下でヨーイドンで能力を測る勝負の世界で、失敗しても何の言い訳もできない。受かった人間は一定の能力があり、落ちた人間は能なしとされる厳しい勝負の場なのである。

ついては、10/17(日)の試験までは必死をこいて試験対策を実施していきたいと思う。

 

さて、今日タイトルにした問題集の使いこなし方であるが、多分試験に落ちる人はこの問題集(過去問)の使い方が甘いのだと思う。

問題集をただ解いて正誤を確かめるだけでは、せっかくのツールの2割くらいしか活用できていないと思うのだ。

問題集を効率よく使い倒すには、問題文の周辺知識を絞り出すことが大切だと思っている。

 

知識を絞り出す順序としては、

1:各選択肢を読んで正誤を考える
2:正誤の理由を考える
3:テキストの周辺知識を思い出す
4:余裕があれば自分で頭の中で問題を作ってみる(この単語がこう置き換わったらなど)
5:解説文を読んで正誤と理由を確かめる
6:解説文で足りなければテキストで該当箇所を読む
7:間違えた問題はしばらくしてから解き直し、1〜6を再度繰り返す

 

多分多くの人が2で止まってしまっているのではないだろうか。

このやり方を繰り返しやると、どんな問題が出てきても対処ができるようになる。

いろんな問題集に手を出して予想問題をやりまくるような人も多いと思うが、それも重要なことでやらないよりよっぽど意味はあるのだが、それだといつまで経っても知識が点でしか繋がらない。

重要なことは、問題集で現れた「点」から周辺知識を思い出し、「面」にしていくことで、その面が大きくなればなるほど合格が確実になるのだと思う。

 

思い返せば、大学入試の世界史については、一つのワードを見て他人に丸々参考書の解説ができるくらいに完成されていて(たとえば「サラエボ事件」と言われたら第一次世界大戦終戦までをソラで言えるくらい)、母親をして「アンタ気持ち悪いわね」と言わしめるほどその内容が頭に入っていた。それくらいのレベルに持っていかないと本来試験勉強はダメなのである。

 

それを思えば、宅建士試験まではなかなかストナンの時間が取れなそうだが、まったくやらないと嫌になって辞めてしまうと思うので、自分なりに継続をしていきたい。

時間を取られる既存さんとの時間を断捨離していくのが最優先課題だな。。

 

おしまい