今日は、確実に残業が減る仕事のやり方をご紹介。
方法はシンプルで、①やるべき業務を細かく区切って②処理時間を設定して③時間内に処理するだけ。
たとえば、「このメールは5分以内に打ち終えて返そう」「営業活動の報告書は30分で作ろう」などなど。
ここで設定した処理時間は目安ではなく、確実に達成すべきノルマとして緊張感を持って対処すること。
古今東西さまざまな仕事術が存在しているが、効率的に仕事ができるかどうかの最大のポイントは、この意識をきちんと持っているかどうかということに尽きるのではないかと思う。
ここで心に留めておきたいのは、有名な「パーキンソンの法則」の第一法則で、「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」というもの。
誰もが思い当たるフシはあると思うが、労働時間に余裕があるためゆっくり作業してしまったり、細部に凝りすぎて余計な作業をしてしまい、結局時間ギリギリになってしまうというアレだ。
この人間の性質を理解したうえで、上に挙げたようにそれぞれの業務を制限時間内に次々と終わらせていけば、確実に残業を減らせるはずだ。
まあ、サラリーマンの難しいところは、自分のコントロールのおよばないところ(上司・クライアント)から仕事が振ってくることである。
特に、メンバーシップ型の日系企業だと、仕事が早い人にどんどん仕事が集まる構造になっているので、いかに自分がいっぱいいっぱいかを見せるテクニックも同時に求められてくる。
表面的にはギリギリに終わらせるのだが、実は余裕で終わっているというのが望ましい姿(会社的にはまったく望ましくないけど)。
こんなんだから、日本人の生産性は先進国最下位なんでしょうね・・
仕事に限らず、日常生活でも一つ一つのタスクに制限時間を取り入れることで、多くの活動ができるようになるので、オススメです。
おしまい