一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

読書記録の一元化。

読書記録の一元化は、記憶の定着のために不可欠な作業である。

最近はあまり読書に時間が割けていないのだが、それなりの時間を投下して読んだ本の内容を忘れてしまうというのは、何とももったいなく、悔しい思いをするものである。

そうは言っても人間は忘れる生き物であり、かの有名なエビングハウス忘却曲線によれば、20分後には既に42%も忘れ、1時間後には56%忘れ、1日後には67%忘れると言われている。人間の記憶は思っているよりも急激に劣化するのだ。

 

忘れたらならもう一度読めばいい、という意見もあるかもしれないが、本の重要箇所は平均すると大体全体の2割くらいの感覚で、一度読んだ本を全て読み直すのは非常に効率が悪い。だから、必ず読書記録は一元化すべきなのだ。

 

幸い、テクノロジーの進歩のおかげで、この作業が非常にラクになった。

・紙の本時代は、本に付箋を貼り、読書ノートに一元化していた(手書き)。

スマホが発達してからは、電子書籍Kindle)にマーキングをして、メモアプリに一元化していた(コピペ)。

・今は写真を撮るorスクショして、本ごとに作成したアルバムに移動するだけ(ボタン一つ)。

こうして出来上がっていくアルバムを、スキマ時間にサッと眺めることができるようになった。

というか、ずーっとメモアプリに一元化してきたんだが、最近気づいたのが、iPhoneの純正の「写真」アプリ上で写真がトリミングしたり、傾き補正ができるようになってるのね・・。いつからできるようになったんだろう。

ここ10年だけ見ても、どんどんデジタルガジェットが便利になっている。

われわれユーザー側の「読書の技法」も、それに応じてブラッシュアップしていきたいものである。

 

おしまい