本日配信の朝日新聞DIGITALの記事。
記事よると、薬の誤投与や副作用などに関連して医療機関で死亡した疑いがある人が、2015年10月からの5年間で273人おり、そのうち薬の誤投与が原因とみられるのが36例あったそうだ。
ニュースを見て「ふーん」で終わらせるのではなく、こうした医療事故に巻き込まれないために取れる対策を考えてみたところ、
・医学的知識を身につけること
・処方された薬をネットで検索すること
・薬剤師にダブルチェックしてもらうこと
なとが考えられると思う。
まず、現代は主にネットを通じて、トンデモ医者のブログなども含め膨大な情報が氾濫しているため、自分が病気や怪我をした場合に必要な情報・予防するために必要な情報を選別できるだけの医学的知識は必須だろう。少なくとも、がんやメンタル疾患、心臓病や脳卒中などの知識はしっかり書籍などを通じて身につけておきたい。これは少し長期的な視野の話。
さらに簡単なのは、処方された薬をネットで検索すること。これは必ずやったほうがいい。用法・用量や副作用を確認しておくだけで、内容が納得できない場合は別の病院に相談しに行くことも可能で、誤投与によって殺される確率をグッと下げることができるはずだ(入院中に医師や看護師に注射を打たれる場合などは防ぎようがないが・・)。
そして、最後は薬剤師に頼る方法。
普段、病院でもらった処方箋を薬局に持って行くと、必ず「今日どうされました?」って聞いてくると思う。
あれ、正直めんどくさいし病気のことを薬剤師に話すの恥ずかしいなって思うこともあった(特に性病系の場合笑)。
でも、これには「ダブルチェック」の意味があり、薬剤師が何か疑問を感じたら病院に電話して医者と話して確認したり薬を変更したりしてくれるらしい。
要は、医学の専門家は医者でも、薬の専門家は薬剤師だということ。だから「今日こういう症状で受診した」と正直に言うことが大事。薬剤師としっかり対話をして自分の命を守りましょう。
これに関して薬剤師の口説き文句を思いついた。
薬剤師の人と会った時は、
・病気を治して健康になることは、人間の最も基本的な欲求の一つだと思うけど、ニュースとか新聞でも医者ばかりにフォーカスが当たっているよね。
・でも(上の例みたいな話を紹介して)薬剤師の仕事ってものすごく社会的意義が高い仕事だよね。
って言ってあげればよいだろう。多分、こういう視点で薬剤師のことを語れる男は少ないと思うので、めっちゃ好印象だと思う。
実際、何人か薬剤師の女子と仲良くなったことがあるが、医者・看護師には見下され、医者の言う事を鵜呑みにして、患者にも医者の薬を出すだけが薬剤師の仕事だと思っている人が多いのだと嘆いていた。街の薬局でも「遅い、早くしろ!」とかキレてるジジイとか見ますよね。
マッチングアプリやリアルで薬剤師を口説こうと思っている人は参考にしてみてください。2018年の調査によれば、男性が総数の 38.8%、女性が61.2%となっていて、出会いが少ないようですし、比較的年収も高いので狙い目だと思います。
おしまい