本日は一人飲みという名のストリートナンパに久々に出撃しようと思っている。
こういう日にもしっかりと勉強・読書をして、メリハリをつけた生活を送ることが大切だと考えている。
ということで、今日も今日とて『独学大全』。
●技法5「2ミニッツ・スターター」
今日はシンプルだが効果の大きい技法をご紹介。
何事も始めなければ、事を成し遂げることはできない。
課題をやることに決めたら、ちょっとだけでもやる/すぐやること。
これが大切。
具体的な方法は以下の通り。
①タイマーを2分にセット
②タイマーをスタートさせると同時に作業を開始
③タイマーが鳴ったら作業をストップ
作業をストップしたら、次のいずれかを2秒で決めて行う
・そのまま制限時間なしで同じ作業を続ける
・次の2分間で違う作業にとりかかかる
・作業をやめて休憩に入る
めちゃくちゃシンプルだし、スマホひとつあれば誰でもできる技法。
たしかに、「着手すること」は何事にもおいても一番気力を消費するところである。
筋トレにしろ、オンライン英会話にしろ、読書にしろ、勉強にしろ、仕事にしろ、始めた後は意外とキツく感じることなく続けられることも多い。
本書では「2分」というあっという間に過ぎる時間制限をかけ、難事の圧倒感から自分を守り、手をつけることをより容易にする狙いがあるとの記載がある。
確かに新しいことを始める時はそれでもいいかもしれないが、さすがに2分だと短いので、日常生活に応用するとすれば「飽きるまでの短時間」くらいのアバウトな感じでもよいかも。タイマーをかけるという行為自体ハードルが高い人もいるかもしれないし。
とにかく、疲れていても、気分が上がらなくても、四の五の言わずに始めてみよう。
そして、非常に低俗なネタと結びつけてしまうのだが、私のどうしようもない趣味の一つである「ストリートナンパ」にも今回の技法の一部は応用できるのではないかと感じた。
ナンパの一番難しいところは「声をかける」という行為であり、そしてその中でも最初の一声かけ目が最も難しい部分である。最初の一声かけさえできれば、相手の反応がどうであれ、ノッてきてガンガン声がかけられるようになるもの。
だから、街に降り立ったら、まずは機械のように声をかけ始めるのがよいのだろう。と、頭で分かっていても簡単にできないのが難しいところなのだが。
おしまい