一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

【読書メモ】『独学大全』(技法5「2ミニッツ・スターター」)

本日は一人飲みという名のストリートナンパに久々に出撃しようと思っている。

こういう日にもしっかりと勉強・読書をして、メリハリをつけた生活を送ることが大切だと考えている。

ということで、今日も今日とて『独学大全』。

 

●技法5「2ミニッツ・スターター」

今日はシンプルだが効果の大きい技法をご紹介。

何事も始めなければ、事を成し遂げることはできない。

課題をやることに決めたら、ちょっとだけでもやる/すぐやること。

これが大切。

 

具体的な方法は以下の通り。

①タイマーを2分にセット

②タイマーをスタートさせると同時に作業を開始

③タイマーが鳴ったら作業をストップ

 

作業をストップしたら、次のいずれかを2秒で決めて行う

・そのまま制限時間なしで同じ作業を続ける

・次の2分間で違う作業にとりかかかる

・作業をやめて休憩に入る

 

めちゃくちゃシンプルだし、スマホひとつあれば誰でもできる技法。

たしかに、「着手すること」は何事にもおいても一番気力を消費するところである。

筋トレにしろ、オンライン英会話にしろ、読書にしろ、勉強にしろ、仕事にしろ、始めた後は意外とキツく感じることなく続けられることも多い。

本書では「2分」というあっという間に過ぎる時間制限をかけ、難事の圧倒感から自分を守り、手をつけることをより容易にする狙いがあるとの記載がある。

確かに新しいことを始める時はそれでもいいかもしれないが、さすがに2分だと短いので、日常生活に応用するとすれば「飽きるまでの短時間」くらいのアバウトな感じでもよいかも。タイマーをかけるという行為自体ハードルが高い人もいるかもしれないし。

とにかく、疲れていても、気分が上がらなくても、四の五の言わずに始めてみよう。

 

そして、非常に低俗なネタと結びつけてしまうのだが、私のどうしようもない趣味の一つである「ストリートナンパ」にも今回の技法の一部は応用できるのではないかと感じた。

ナンパの一番難しいところは「声をかける」という行為であり、そしてその中でも最初の一声かけ目が最も難しい部分である。最初の一声かけさえできれば、相手の反応がどうであれ、ノッてきてガンガン声がかけられるようになるもの。

だから、街に降り立ったら、まずは機械のように声をかけ始めるのがよいのだろう。と、頭で分かっていても簡単にできないのが難しいところなのだが。

 

 

おしまい