一匹狼の回顧録

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書評『銀行員・保険募集人向け 良心にそむかないFPになる』清野謙

今日も今日とてFP1級関連のネタ。書評です。

 

銀行員・保険募集人向け 良心にそむかないFPになる

★★★★☆

 

昨日の『銀行員・保険募集人向け FP1級に合格する方法』は、主に試験に合格するまでの話だったが、本書は試験合格後に独立する場合の準備や注意点等をまとめた内容となっている。こちらもサクッと20分くらいで読める。なお、前著に続き、基本的に読者は金融機関に勤務している方を想定している。

 

私は単にお金の勉強をするためにFP1級の勉強をしているので、もし合格しても独立するつもりはまったくないのだが、やはり独立して個人事業主として生きていくのはなかなかハードルの高い資格のようである。

なぜなら、弁護士・税理士・社労士・宅建士のように、資格を取得することによって初めて従事することができる「独占業務」がないので、有料の相談業務だけで食べていくのはかなり難しいということだ。

著者の言うとおり、現在の日本で「お金の相談にお金を払う」人はほとんどいないというのが現実なのだろう。国民のファイナンシャル・リテラシーが低いおかげで、銀行や証券会社、生命保険会社からの不適切な提案を鵜呑みにして契約してしまう人が後を絶たないのだ。

 

で、マネタイズするとしたら講師業か著作業というのが現実路線となるようだ。

ハローワークで専門学校のFP3級の講師を時給3000円以上で紹介を受けたり、オンラインサロンを主催したり、SNSで発信したり、著者のように電子書籍の出版をしたり、などなど。

実際は、この辺りになるんでしょうね。副業としてFP3級試験の講師とかは面白そうだなあ、と思った。

 

なかなか自己満な資格だけど、なにぶん身につく知識は実生活にとても役立つだろうし、個人的にはますますFPの魅力が自分の中で大きくなっている。

以下の動画で語られているとおり、転職に活かしたい・収入アップにつなげたい・独立したいというような願望がない限り(=お金の教養を高めるだけ)においては、FPは最適な資格と言っていいだろう。


www.youtube.com

 

なお、著者は在職中(働きながら)FP1級を目指すことを勧めている。前著に詳しく書いてあるが、50代になってから勤めることになった銀行に対する恨みは相当強い様子(笑)。

たとえ交渉相手がメガバンクの行員であっても、学科試験経由の1級ホルダーであれば、マウントされることはほぼ無いと考えて下さい。在職中の学科試験経由でのFP1級取得をおすすめします。FP界では無敵の資格と言って間違いありません。

私も仕事で少し絡んだことがあるのですが、銀行員ってなぜかとんでもなく上から目線でくるんですよね・・そんなに入るの難しかったっけ? とも思うんですが。

 

おしまい