一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

FPの勉強の楽しさ

今まで自発的に、または会社に指示されて、色々な資格を受けてきたが、FP1級の試験勉強が一番楽しい気がする。

難関資格、例えば弁護士は法律、公認会計士は会計、弁理士知財、税理士は税務がメインの試験範囲だと思うが、それらはあまりに専門的(勉強したことないのでわからないけど)であるがゆえ、勉強を進めていくうえでかなりの苦痛が伴うのではないかと思う。

一方、FPの試験範囲は、以前も書いた通り、さまざまな資格(社労士・証券アナリスト・税理士・宅建士など)で求められる分野を一般教養に近いレベルに落とし込んで、広く浅く学べる内容になっているので、

●ファイナンシャル・リテラシー向上
●取引先で雑談のネタに使える
日経新聞を読むのに役立つ

あたりの効果を学習を始めてけっこうすぐに実感することができる。

 

1級は5〜600時間の勉強時間が必要と言われていて、ある程度の難易度に仕上がっているが、簡単だと言われている3級のテキストの内容でも、ファイナンシャル教育が遅れている日本人が知っておくとかなり日常の役に立つと思われる。

'21~'22年版 最短合格 3級FP技能士

 

3級は完全に単語の暗記と過去問数回分をやっておけば合格できた記憶があり、試験自体は実際に簡単で、もちろん食える資格ではない(それは1級でも同じ)のだが、教養を深める意味で多くの人にチャレンジしてほしい。3級は特に受験資格もないので。

今年の4月から高校で金融教育の授業がスタートする。残念ながら教える側の高校教師の知識・スキルにまったく期待できないのだが、高校生向けの教材も充実してくるだろうし、賢い連中のファイナンシャル・リテラシーは上がっていくだろうから、われわれ中年も負けないように勉強しないといけないのだ。

 

おしまい