先日楽天マガジンに登録し、昨日は雑誌の魅力について語った。
それでは、今日は楽天マガジンに登録しようと思った直接の理由である「経済誌(ビジネス誌)」について語る。
経済誌(ビジネス誌)の読み方
まず、ある話題を深く掘り下げるいわゆる「特集主義」である。その1週間なり1か月で起きた出来事を網羅的に解説する記事とは別に、大きな特集を毎号組んでいる(例えば、2022年5月14日号の『週間ダイヤモンド』の特集は「ゴルフ」)。したがって、同じ経済誌・ビジネス誌でも内容が新聞ほど重複することがない。
また、速報性では新聞に劣るものの、特集記事のいいところは、書籍よりも情報が早いことである。よって、経済・ビジネスのトレンドを押さえるに役立つ。世間で話題になっているもの・多くの人が興味をもっているキーワードがわかるので、特集テーマを知るだけでもタメになる。ただ、鮮度重視の内容になっているので、より本格的に知識を身につけたいと思ったら、書籍に進むべきである。
各経済誌(ビジネス誌)の特徴・選び方
それでは、メジャーどころの経済誌(ビジネス誌)の特徴をご紹介したい。世の中には4大週間ビジネス誌と呼ばれているものがあり、『日経ビジネス』『週刊ダイヤモンド』『週刊東洋経済』『週刊エコノミスト』がそれに当たる。これらに加え、隔週発行の『プレジデント』を加えてみる。ネット上の情報を集約すると以下のような感じだ。
「日経ビジネス」は1969年の創刊以来、常に"時代の一歩先"を見通し、注目すべき企業・人物への直接取材をもとに独自の視点で"実践に役立つ情報"を発信し続けています。
第一線で活躍するビジネスリーダーにご愛読いただく日本No.1の経済・経営情報誌として他の追随を許さない信頼を得ております。(公式HPより)
・ビジネスマンとして抑えておきたい知識を網羅的に特集していくスタイル
・他の経済誌と異なり、マネープラン・投資などの個人的な内容は少なめ
・手早くビジネスに必要な知識を吸収したいビジネスマン向き
・他の経済誌との一番の違いは、定期購読専用の雑誌であるところ(ただ、大型の書店にはある模様。確かジュンク堂だか丸善で見た記憶あり)。
・日経新聞同様、取っていること自体がある種のステータスとも思われていて、殿様商売である。もちろん、月418円(税込)の楽天マガジンでは読ませてもらえません(笑)
以下、楽天マガジンでも読める雑誌である。
週刊ダイヤモンドは、1913年創刊の歴史と伝統を誇る日本有数の週刊経済誌です。斬新な特集企画、独自の市場調査、精密でタイムリーな経済・産業・起業レポート、多彩な連載記事・コラムなどによって、ビジネス活動に有益な情報を提供しています。毎号仕事に効くタイムリーな情報を満載。いま、もっとも元気なビジネス情報誌。独自の切り口による徹底した取材記事と豊富なデータを、見やすいビジュアルで構成する誌面が好評。(公式HPより)
・特集は投資・マネー情報など、個人が直接関心のある内容が多い
・経済誌の中ではエンターテインメント性が高い
・図表・グラフを使ったレイアウトに定評あり
情報量と分析力で定評のある総合経済誌。(公式HPより)
・会社四季報を発行している東洋経済新報社が発行。よって、業界・企業情報を収集するのに最適
・時事ネタも豊富で網羅性も◎
・金融・社会保障といった政策的な内容も多い
・週間エコノミスト
週刊エコノミストは、毎日新聞出版が発行するビジネス誌です。1923年(大正12年)に創刊、2013年に創刊90周年を迎えました。経済や外交、社会問題について、専門家による緻密な情報と鋭い分析をお届けします。(公式HPより)
・経済・金融に関する情報が豊富で、資産運用関連のネタも多い
・特集よりも時事ネタを紹介する傾向
・プレジデント
プレジデント社の雑誌「プレジデント」は市販で一番売れているビジネス総合誌です。最新のマネジメント手法、ホットな経済情報、今すぐ仕事の役に立つ情報を満載。(公式HPより)
・そのタイトルのとおり会社役員などエグゼクティブ層をターゲットにしており、経済・企業情報以外に会社運営・経営理論といった要素も含まれる
・時事・業界情報よりもビジネススキル・自己啓発に関する特集が多いため、自身のスキルアップなど意識が高い人向け
しばらく読んでみて、自分なりに改めて各誌の特徴を掴んでみたいと思う。
おしまい