一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

ハイスペ企業のリーマンはナンパをしないらしい

今日は取引先(某大手企業)からの紹介案件があり、その取引先の営業の女子(20代後半)に同行してもらい、半日一緒に過ごした。

彼女は最近結婚したばかりで、相手は社内の先輩なのだとか。二人合わせて世帯年収約2000万。羨ましい限りである。

移動の車中で、いろいろと最近のアラサーの恋愛事情を教えてもらった。彼女の旦那さんはかなりのハイスペリーマンと言えるので、「ナンパしたらさぞかしモテモテだろうね」という話をしたら、ナンパなんてせずに合コンで喰いまくるのが彼らの女遊びの基本とのことだ。

 

なるほどなーと思った。放っておいてもハイスペは合コンのお誘いは絶えないだろうから、ナンパなどという時間もかかって疲れるような行為はわざわざやらないのだろう。

思い返してみると、最近即ったアラツーの女子たちには年齢こそ聞かれることはあるものの、職業や出自などについて興味を持たれることはなかった。ほぼオスとしての外見・トーク力と女子側のその時の気分などで即れるかどうかが決まっていた。

そう考えると、ナンパはフツメン・並スペックの男が一発逆転を狙うツールという整理でよさそうだ。そこがナンパの醍醐味だし、スペック以上の成果を追求する姿にカッコよささえ覚えている(と言ったらこの女子は爆笑していたが)。

 

そして、一般的な女子からすると「ナンパについて行くなんて絶対にあり得ない」と言っていた。自分だけでなくて周りも全員そうだと。

「女からしたら何のメリットもなくないですか?」と言っていた。一晩限りで股開いたところで女子にはリスクしかないからと。まあ、言われてみればそのとおりである。

なので、ナンパという行為について、ナンパする側の気が狂っているという側面によくスポットライトが当たるが、される側も相当ネジが外れているのだということが、よくも悪くも「普通」のアラサー女子と話していて今日気付かされたのだった。

 

「一匹狼さんみたいに面白い人、そうそういませんよ(笑)」と最大級の褒め言葉をいただいた。これも長年続けているナンパの賜物である。

実は昨晩2人で飲みましょうと言われて飲みにいったのだが、全然即れる雰囲気がなかった。女子からサシ飲みの誘い=ヤれると思っていたが、そんなことはなく、単純に僕と話したかっただけのようだ。長年女遊びをしているといろいろと価値観がおかしくなってくるが、こんな「普通」の女子との接点も持っておくといろいろと勉強になる。

 

おしまい