一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

ナンパを通じて営業スキルを高める

昨日の話の続き。

仲良くなった企業の営業の女子に連れられ、紹介先を訪問した帰りの車の中で、「一匹狼さんはナンパが仕事に生きてますよね」と言われた。

まあ、「他人と仲良くなってお願いを聞いてもらう行為」と一括りにすれば確かに両者は共通していると言える。

 

初対面の人と仲良くなるコツは、以下の3点に集約できるかな、と思う。

①清潔感のある外見
②あらゆるジャンルの豊富な知識
③場の雰囲気や会話の文脈に合わせた対応力

 

あなたが営業マンとして自社の商品・サービスを売るシーンを想像してみてほしい。

①は言うまでもないが、汚いデブとセック〇したいと思う女子がいないのと同様に、汚いデブから商品やサービスを買いたいと思う人もいないのだ。同じ商品・サービスで同じ能力の営業マンという前提であれば、清潔感のある外見の営業マンの方が圧倒的に有利ということだ。髪は短く切り、眉毛を整え、ヒゲは脱毛、歯並びは悪ければ矯正し、デブは痩せろ。

②については、自社の商品・サービスはもちろん、営業マンはあらゆるジャンルの知識を持っておかないといけない。基本的に人間が自分にしか興味がないということを考えれば、いかに相手の興味がある話題についていけるかがカギになってくる。だから、政治・経済・社会問題などの時事ネタはもちろん、歴史・芸術・テクノロジーから芸能ゴシップ・その地域の名店まで語れる知識が必要になる。新聞・雑誌・本・ネット、あらゆる媒体から情報を得る努力をせよ。

 

もっとも難しいのが③である。①②は事前に準備ができるところだが、③は実戦でしか身につかない。

コミュニケーションに正解はないので、「こういうタイプの人とこういう状況になったらこう話す・こう切り返す」という引き出しを実践的なコミュニケーションを通じて増やしていくしかない。これはテクニック本を読んだところで身につくものではない。

ナンパをすると、性別こそ女性限定ではあるが、あらゆる外見・性格・知性・職業・出身地の人と知り合って、実際に話すことができる。

中には、いきなりキレたり理不尽なことを言ってきたりするアタオカな女も少なくないので、そういう人の対処法を習得する手段としてナンパは有効な機会と言えよう(真面目にそう思う)。

そうやっていろいろなタイプの人と接する経験を持っておくと、僕のようなBtoB営業で相対するクライアントの対応なんて屁でもなくなるし、BtoC営業でもそのままアタオカな消費者の相手をするのに役立つはずである。そういう意味で、BtoCは大変だよね・・

 

おしまい