一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

昔、夢中に読んだ本たち

僕が20代の頃夢中で読んだ本がある。

それはモテ本・ナンパ本である。

 

特に、『もう合コンに行くな』と『モテる技術』、この2冊は暗黒非モテを脱出するキッカケを間違いなく与えてくれた本だ。

自分が死んだら棺桶の中に一緒に入れて燃やしてほしいと思うほど感謝している。

残念ながらこれらは絶版になっており、電子書籍版も出版されていないので、中古を購入するしかない。

合コンの達人 (ベストセレクト) モテる技術 (ソフトバンク文庫)

 

その後、恋愛工学なるものが界隈を席巻し、その頃読み漁ったのが、『ザ・ゲーム』『抱けるナンパ術』『口説きの経典』などだ。

この3冊は全てパンローリング社が発行しており、今でも新品が手に入るし、電子書籍版でも購入可能だ。

ザ・ゲーム フェニックスシリーズ 抱けるナンパ術 ──出会いからベッドへいたるアルファ男の心得 口説きの教典 ──カリスマナンパ師ミステリーの恋愛メソッド

 

最近はこういったナンパ本的なものがnoteや情報商材として販売こそされているが、出版社から出版されることが激減し寂しい思いだ。

おそらくナンパ師が情報を収集するメイン媒体がSNS(X)に持ってかれてしまったのと、もう一つがよりラクな出会いのツールとしてマッチングアプリが普及したことが考えられる。

 

私個人は、本とブログに夢中になれた2010年代前半を20代で過ごせたのは幸いだった。

六本木のクラブでは酔った女の子と仲良くなればオッパイ揉んでそのままお持ち帰りできたし、路上ナンパをしている人も少なく今よりもブルーオーシャンだった。

今のようにXで即報を常時目にすることもなく、RPGのように少しずつ自分が強くなっていく感覚が楽しかった。

 

今は外見とスペックが良ければアプリで無双できる時代なんだろうけど、弱者には逆転が難しい時代になってしまったとも思う。

いつの世でも昔は良かったと言う懐古厨はいて、大抵は思い出補正がかかったただの老害なのであるが、このブログも「回顧録」なのでたまには昔に思いを馳せてみるのもよかろう。

今の若者にも、ナンパ本・モテ本読んでほしいなぁ。

 

おしまい