日頃の社内政治が功を奏し、4月以降も今の営業部に残留できそうだ。よかった。
転勤・人事異動を避けることが、一番ワークライフバランスに資する。
来年度も定時に勤務を終え、思う存分資格の勉強と読書に時間を費やしていくつもりだ。
一方、サラリーマンの宿命ではあるが、先日突然私が長年守り続けてきた担当地区（ドル箱）を上司の命で取り上げられ、別の地区を担当させられることになった。もう私が担当しなくても数字が出るので、若手社員にやらせることにしたようだ。
その地区は私が不毛地帯から耕して収益性のあるクライアントを数多く育ててきた場所だったので、一応抗ってはみたものの、イチ労働者である私が社命に勝てるはずもないので黙って受け入れることにした。会社に嫌われてもロクなことはない。
長年サラリーマンをやっているとこんなことはよくあることなので、これは営業に限らずだが、与えられた仕事を最初からがんばり過ぎないことが大切である。自分の能力的キャパと時間の許す範囲で精一杯やればよい。
私はルート営業なので、基本受け身の姿勢を貫いている。積極的に営業はかけないものの、追加の受注やクレーム対応などは迅速・丁寧に行うスタンスだ。これで、加点評価は来ないが減点はされない。要はクビにならなければいいのだ。
そもそも、資本主義社会で資本家（経営者）になっていない時点で負け組なので、その中で出世競争などしても仕方ない。出世争いに巻き込まれずにマイペースに仕事をしたらいいのだ。
まもなく私もミドルエイジ（中年）に突入するが、幸い典型的なJTC勤務のおかげで給料が下がることはないので（今のところだが）、起業・副業等、会社の外の世界をガンガン開拓していきたいと思う。目指せ、資本家（笑）
おしまい
