一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

「今日が人生で一番若い」

という言葉が、昔からけっこう好きだ。

ブログのコメント欄で「~しようか迷っています」的なものをいただいた時にもよく使うフレーズである。

 

この言葉は24歳と少し遅めにナンパの世界に飛び出した自分に対し、当時よく言い聞かせていた言葉でもある。

今でこそアラサー以上のナンパ師など石を投げればぶつかるだろうが、私がナンパデビューした十数年前は、ナンパ=学生が若気の至りでやるという世間のイメージもあったように思う。

というか、情報の発信源が市販の本と限られた有名ナンパ師のブログしかなかったので、30歳以上のおっさんがナンパをするというイメージが描けなかった気がする。今だったらツイッターで山ほど見かけますよね。

 

そんな時代、冴えないリーマンである自分が街で女性に声をかけることは、メンタル的に相当なハードルがあった。

そのハードルを超えるきっかけになったのが、私の人生を変えてくれた『もう合コンに行くな』(2009年発売)である。

合コンの達人 (ベストセレクト)

この本は「普通のリーマンがスーツでOLをナンパ」を基本としているからか、一時期めちゃくちゃスーツナンパが流行っていましたが、最近まず見なくなりましたねw

整形した若イケが私服でやるのが主流の時代になってしまった。

 

さて、アラフォーの私にとって、嫌でも日々老化していく自分に向き合わなければならない。

だが、この歳になっても、やりたいことは尽きない。

しかし、新しいことを始めるにせよ、今までやってきたことのレベルを上げていくにせよ、とにかく残された時間は刻一刻と減っていく。

 

たとえば、

「モテ」という観点では、自分の外見の劣化に伴い日に日に狙える女子のレベルが限定されていく。だから、少しでも多く街に出撃して女の子に声をかけたいと焦る。

「勉強」という観点でも、習得した知識・資格などは、同じ内容であれば若い方が活かせる可能性が高い。だから、少しでも多く家に籠もって本を読まねばと焦る。

「副業」という観点でも、少しでも早くビジネスを始めた方がそのポテンシャルは高い。だから、少しでも多く自分で稼げるようになる努力をせねばと焦る。

どれかを選んだら、どれかを捨てないといけない関係にあるので、限られた時間をどのリソースに割いていくか、めちゃくちゃ悩ましい毎日を過ごしている。

これらのベースに、本業の仕事をいかに効率よく捌いて(サボって)時間を作るかということは共通しているのだけど(笑)

 

だから、若いのに死んだような顔してスマホでゲームをしている若者を電車で見ると、1000万やるからお前の時間を俺に分けてくれって思う。実は、その若者は15年前の自分なんだよね。若さは金で買えないのよ。

しかも、20代前半以降の10年弱女遊びに振り切っていたので、その他のパラメーターがなかなか伸びず、最近になって色々なことに手を出している。真面目に自分の人生に焦っている。

とにかく時間がない。1秒でも時間が惜しい。「モテ」も「勉強」も「副業」も可能な限り全部取りに行きたいから、「今日が人生で一番若い」と毎日自分に言い聞かせながら時間を大事にしていきたい。


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You don't get them girls loose loose
You don't get the world loose loose
You don't get money woof woof
But I do I do
女をノせることもできねえ
世界を手に入れることもできねえ
稼ぐこともできねえ
でも俺はできるぜ

 

この精神で頑張ります。

 

おしまい