一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

面倒な職場のやり過ごし方

4月から上司が代わり、出勤頻度と労働時間が大幅に増え、メンバーのそれぞれがストレスを抱えているため、職場の環境がかなりギスギスとしている。

こういう環境下で、いかに自分が働きやすくするかということを考えると、人間関係をとにかくシンプルにすることが大事だと感じている。

 

性格の好き嫌いはひとまず置いておいて、仕事を進めていくにあたり、どんな相手とも付かず離れずで良好な関係を保ち、協力し合うのが最も合理的だと思う。

誰かと必要以上の関係性を作ると、それをよく思わない外野からの攻撃を受ける可能性がある。

最悪なのは衝突することで、一度衝突してしまうと、いちいち仕事がやりにくくなってしまう。メール一本送るだけでも余計なエネルギーを浪費することになるし、相手に頼れない分自分の苦手なことも自分で解決しないといけないし、思わぬところで足を引っ張られかねない。  

敵として戦って勝敗を決め排除しにいくやり方もあるにはあるが、少なくとも表面上は仲間になってしまう方が早いしラクなのである。

「味方を作るより敵を作らない」というスタンスがサラリーマンには大事なのではないかと思うのだ。

 

一番敵にしてはいけないのは、言うまでもなく上司である。私の今の上司は個人的には全く好きになれない上司なのだが、衝突してしまったらそれこそ自分の立場が危うくなる(人事権を持つのは上司)ので、彼の仕事の進め方のツボをしっかり抑えて、表向きはそれに従う。

同僚に向かって上司の悪口は言わない(いずれ必ず耳に入る)。上司の苦手な業務や自分しかできない業務で貸しを作る(それを上司の手柄にする)。

あくまで、職場での付き合いだと割り切って、どんな上司であっても、良好な関係を目指すのが得策なのだ。

 

それでも、最悪の事態を常に想定しておくことは大切である。

部下・後輩(特に女)からパワハラ・セクハラと言われないよう言動に気をつけることは言うまでもないが、常に録音・録画されているくらいの前提で接するとよい。そうすれば、不用意な言動は避けられるだろう。昨今、ハラスメント系の認定をされた場合の代償は大きい。

あと、同僚との飲み会で酒を飲みすぎないこと。アルコールが入ると、秘密にしておかないといけないことをつい言ってしまったり、女に手が出たりするリスクが跳ね上がる。

また、組織である以上、意図せぬ人事異動の対象になることもある。そうなった時のために日頃からしっかり準備しておく。私は資格の取得に勤んでいるが、意図せぬ人事異動の命を受けた瞬間に有給残を全部取ったうえで何らかのメンタル疾患の診断書を取得してさらに1年半休むつもりだ(その期間中にゆっくり転職をする)。本当は常に職務経歴書をメンテナンスするくらいの準備ができていたらいいのだろう。

 

おしまい