4月以降、パワハラ上司と仕事をしているが、2ヶ月経って諦めの境地に達し、やる気ゼロリーマンになりかなりラクになった。
直近の私の2ヶ月間を思い返すと、気持ちの変遷が4段階あった。
①キツいけど頑張る→②疲弊して抑うつ状態になる→③段々イライラしてくる→④諦めの強調に達する
という感じである。
これを「パワハラ被害の4段階」と名付ける。
最初はなんとかくらい付いてやろうと気合を入れるのだが、あまりの長時間勤務とハードワークに疲弊。肉体が消耗すると自ずとメンタルも削られてくる。そして、そうした状況が続くと、どうして会社の上司ごときにメンタルを削られないといけないのだ、と怒りに変換。その怒りもしばらく経って「話の通じないサルにキレても仕方ないな」と諦めの境地に到達。今は非常に清々しい気持ちである。
心が折れてしまう人は②→③の移行、もしくは③→④の移行が上手にいかないのだろう。さっさと諦めてしまったらいい。
最近は上司から何を言われても「どちらでも私はかまわないです〜」とか「よくわからないですねぇ〜」とか「誠に申し訳ありませ〜ん」と力のない返事をしている。
謝る時は、絶対に真剣に謝らないことである。コツは、自分を幽体離脱させるイメージで、ひたすら適当に謝る自分を上から眺めつつ、まったく違うことを考える。
相手が怒っている間は、今日のランチや晩御飯のことを考えるのである。そもそも、話の通じない相手とまともな会話が成り立つわけがないので、会話をするだけ無駄なのである。
これは、営業のクレーム対応でも使えるテクニックなので、習得しておくといい。
パワハラ上司に対して怒り・悲しみを感じているうちは、まだなんとか向き合って妥協点を探そうとしているのだろうが、その先に行ったらもう交渉の余地なし、ジ・エンドである。
何を言っても暖簾に腕押し、すれ違っても挨拶すらしない、そんな不気味な部下として振る舞おう。こんな感じで相手を煽って、わざとキレさせて録音するという高等テクニックも披露する予定だ。
にしても、私だけでなく、全チーム員が不満を言う上司って今どき終わってるよな。どこかのタイミングで社内的に殺さないとな!
おしまい