一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

ここだけの話をしてくる奴と距離を置く

(もうすぐやめる)現職の先輩で「ここだけの話」を連発してくる人がいる。

私はいつもその先輩に楽しく飲んでもらって情報を収集するようにしているのだが、一度でもここだけの話をしてくる人は、私の中での信用度はゼロになり、二度と重要な情報を与えることはしない。

 

確かに、飲み会の場などで秘密を暴露すると、その時だけは話題の中心になれるので気分が良くなるのだが、実際はかなり周りからの信用度が下がるということは肝に銘じておきたい。あ、こいつはこうやって他人の秘密を漏らすんだな、こいつには大事な相談はできないぞ、となるのが通常だ。自身は話題の中心になっているので、周りの評価が上がっているような錯覚になるのだが、それは大きな間違いである。

 

ここだけの話をする奴ほど信用できない人間はいないので大嫌いなのだが、そういうバカにも2つの使い方があるので、覚えておきたい。

ひとつは冒頭伝えたとおり、情報源として利用する。サラリーマン社会は情報戦でもあるので、持っている情報が多ければ多いほどよい。

もうひとつは高等テクニックになるが、拡散したい情報(虚偽の情報含む)のスピーカーとして使うのだ。

私は嘘の転職理由・嘘の転職先業界をこの先輩だけに伝えておき、勝手に拡散しようと思っている。

あとは大して仲良くない同僚2〜3人に別々の転職先(もちろんこれも嘘)を伝えておけば、飛び回る噂が噛み合わず真相がわからないと言うことになるだろう。

 

同僚とはいえ、全員敵くらいに思って緊張感を持って接しないといけない。

常に頭を働かせて、気を抜かずに毎日過ごす。

サラリーマンは大変である。

 

おしまい