一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

歩きスマホはダサいので

できる限り「歩き読書」をしたいと思う。

両手が空いている時限定にはなるけど。

 

歩きスマホは悪という世間的なイメージが完成されているし、まあ確かに混んでいる道で正面から歩きスマホしている輩が近づいてくると、鬱陶しいことは間違いない。

なんでこっちが避けないといけないねん、となる。

 

一方、手に持っているものがスマホから本に変わるだけで、相手が勤勉に見えるから不思議である。

元祖歩き読書といえば二宮金次郎だろうが、彼のイメージのおかげか?

なぜか、歩き読書であれば、資格試験がんばっているのだろうなとか、よほど小説が好きで没頭しているんだろうなとか、ポジティブな印象を受けるから面白い。

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なので、今日は買ったばかりの文庫本を歩きながら読んでいたのだが、こちら側としても歩きスマホと違って罪悪感が乏しいので、精神衛生的に良い。

 

ただ、よーく考えてみると一点歩きスマホと歩き読書に相違点があると思う。

スマホは通信をしているので、単にネットを閲覧しているだけでなく、SNSで相手に返信をしたり、ゲームをやったりしていることも多いだろう。

読書の場合、自分が見ている紙面の文字が動いたりしないので、その瞬間目線を本から外しても自分のペースで再開できるのだが、スマホの場合、今すぐ相手に返事をしないといけないという焦りであったり、アクションゲームなど途中で止められない事情があるケースが想定できるので、周囲への危険度はやっぱりスマホの方が高い気がする。

 

そんなことも考えたので、街ですれ違うおっさんにキレられたりしないように、文庫本を一冊持ち歩いて、歩き読書をやってみようと思う。

間違いなく、歩きスマホをしながらくだらないゲームに熱中している輩に対しても優越感を得られると思うので、悪くない習慣になるかもしれない。

 

おしまい