一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

20代前半のZ世代とアラフォー世代

NewsPicksでこんな記事を見つけた。

newspicks.com

 

英国の記事なので全て日本に当てはまるでないにせよ、私の勤務先の20代前半のZ世代はめちゃくちゃ働く若手が大半(最近現職褒めすぎ?笑)だが、前職の若手の部下・後輩はひどい有り様であった。

「最近の若者は〜」というフレーズはどうやら数千年前から言われるお決まりの言葉らしいが、X(旧Twitter)とか見てても、ここ数年の新人は特にひどいという投稿をよく見かける。

 

私と今の新社会人は15歳くらい離れているので、価値観が違うのは当たり前なのだが、今のアラフォーと20代前半のZ世代を比べると、こんなにも生きてきた環境が違う。

 

<アラフォー世代>
・小学校時代にインターネットなし
・中学校まで女子は体育でブルマ指定
・学校に行きたくない→親から頭を引っ叩かれ登校させられる
・高校まで携帯なし
・大学の授業の後、夕方から居酒屋でウェーイ
・ストリートorクラブでナンパ、合コン
・デフレ消費税5%
働き方改革以前入社
・新人は日付が変わるまで働く
・対面の方が話が早く済むので毎日出社

 

<20代前半のZ世代>
・産まれた時からインターネットあり
・体育着は男女共通
・学校に行きたくない→そのまま不登校ニート
・小学校高学年からスマホ保有
・大学はコロナでリモート授業
・出会いはマッチングアプリ
・インフレ消費税10%
働き方改革以後の入社
・新人はパワハラと言われないように早く帰らされる
・意地でも週3でリモート勤務

 

まーこう考えると、わかり合おうと思う方が無理すね。

自由度や快適さは圧倒的に後者の方が高い気がするのに、前者の人生でよかったと思う。

 

前者の方が絶対何かとハードなのよ。今は本当にイージーで生きやすいだと思う。

でも、不便さ・制約の中で生き抜いていく強さとか、ネットがないから否応なしに近場の友達と繋がるしかないので嫌でもコミュニケーション力つくとか、人間としての総合力は圧倒的に我々アラフォーが負けない気がするのよね。

こんなことを言い始めると体力・精神力はバブル世代、さらには戦争に行った世代になんか勝てるわけはないのだが、会えるかわかんないデートに出かけたり、つまらない授業に眠い目をこすりながら出席をもらうため登校したり、マッチングアプリがないから合コンに毎週行ったり、死ぬ寸前まで働かされたりみたいな経験も無駄にはなってないと思うのだ。

 

そして、これからの時代、サラリーマンは田端慎太郎さんの言うようにセルフブラックで行かないと勝たんね。

与えられたブラックではなく、自らブラックな環境(自分のやりたい仕事に限る)で頑張る(やる気のあるうちに私も現職から吸収しまくります)。

 

おしまい