一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

「えー」「あのー」が多い人

相変わらず自分の喋り方を録音しては、改善点を探している。

まず、打合せで自分のわからないネタになると、とにかく早口になるのがダメだ。

ここについては、どれだけ焦っても、沈黙を恐れず、自分の考えがまとまってから口を開くということを意識しないといけない(これがめちゃくちゃ難しいのだが)。

 

ただ、それよりアナウンサーと我々一般人の一番の話し方の違いは、話している最中に「えー」「あのー」といういわゆるフィラーがないことだろう。

大抵の人間が、何か会議や電話で発言する時に、フィラーを発しているものの、私の場合、回数が人よりも多くて落ち込む。

 

このフィラーをなくす方法として、有名な方法が、ズバリ「一つひとつの発言を終えるごとに口を閉じる」というシンプルなものだ。

いろんなアナウンサーが自身のブログ等で口を揃えて言っているので、かなり有効な方法なのだと思う。実際、私も過去の超重要なプレゼン・スピーチの際にはこれを意識して練習していたことを思い出した。

 

たとえば「~と思います」と言ったあとに、口をきゅっと閉じる。

一文を話し終えてもマヌケに口が開いているから、次に何を言おうかと考えているときに「えー」「あのー」と言う音が出てしまう。

そもそも、物理的に口を閉じていれば、「えー」「あのー」という音が出ようがない。

話すときは話す、そうでないときは口を閉じる、ということを意識する。日常会話で完璧になくすのはかなり難易度が高いんだけどね。

 

多分、この話を一番最初に言語化してくれたのが、私の知る限り、魚住りえさんの『たった1日で声まで良くなる話し方の教科書』という本。

「たった1日で」とのタイトルのとおり、テクニック寄りの話し方の本なのだが、即効性のあるものが多く、個人的にはかなり参考になる本だった。

たった1日で声まで良くなる話し方の教科書

 

また、本書の中でベタ褒めされていたのが、政治家の小泉進次郎氏。「何を話すかより話し方」と若干ディスりとも思える紹介をされていて笑えるが、小泉さんのスピーチがなぜ上手なのかが言語化されているので、気になる方はぜひ読んでみてほしい。

 

私が今課題設定している会話力の向上、場数は毎日毎日の仕事を通じて無数に踏めることなので、苦痛に思わず楽しんで上手くなるようにしたい。

 

おしまい