一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

社畜流「自分の時間」の作り方

試用期間も終わったので、現在ほぼ存在しない自分の時間たるものをボチボチ作っていきたいと思う。

 

自分の時間を作り出すための一番効率のよい方法は、人に仕事を渡してしまうこと(人から振られる仕事を断ること)である。

入社した直後は、極論すれば会議室一つ予約するだけでも新しい学びになったのだが、(新卒の年齢ではないという意味で)新入社員ではないのだから、そういった瑣末な事務処理は他人に任せて自分の時間を確保したほうがいい。

 

朝から深夜まで働いている時点で、本来の自分の許容量を超えてしまっている。

仕事術的なことを研究して仕事の処理スピードを早める方法をあれこれ考えるより、仕事自体をいかに減らすのかを考えるほうが確実に負担は軽くなる。

今後は、(入社数ヶ月の現時点では、正直ほとんどそうなのだが)自分の将来の市場価値向上につながる知識・スキル・経験などを取捨選択しながら、仕事の総量をコントロールするフェーズに段々と移行していこう。

 

正規雇用となり、晴れて労働法の鎧を身につけたので、そう簡単にクビになることはなくなった。

時間に追われたくないのなら、仕事を引き受けなければいいのである。

最終的には、上司から小言を言われても気にせず、周囲から不満の声が漏れても無視して、自分のできる範囲内の仕事だけすればいいのだ。

社員が数百人以上いる大企業なら、自分がやらない仕事は誰かが引き受けるようになっている。

 

また、仕事だけでなく、仕事後の飲み会もあまりに多すぎる。

これも、社内人脈の構築・キーマン把握という意味で思考停止で全参加してきたが、どの会社でもそうだが、結局誰かの悪口を言って気持ちよくなるだけなので、だったら新規の女の子を夜な夜な開拓するか、家に帰って勉強したり寝て体力をする方がよっぽど生産的である。

 

いま勤務している会社でのポジション確保だけを考えると、周りのご機嫌を取るか・自分の時間を取るかのバランスは大切だが、この先の相当長い社会人としてのキャリアを考え、時間をドブに捨てるような過ごし方をしないように気をつけていきたい。

 

おしまい