一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

私の中長期的な人生指針

毎年書かさずに購入している『7つの習慣手帳』という手帳がある。

A5 フランクリン・プランナー 「7つの習慣」ビジネス・ウィークリー 2024年1月始まり ネイビー 86042

この手帳には、なかなかハードな演習がついていて、面倒でなかなか着手できないのだが、時間を取ってやってみると自分の価値観の洗い出しができて興味深い。

毎年、半日くらいかけてじっくりと実践している。

 

この中に、「ミッション・ステートメント」という自分の信条・理念を表明するページがあるのだが、人間の価値観というものは不変ではなく、毎年若干軌道修正されていく。

現在の私の中長期的な指針は「他人に頼らないこと」だ。これを改めて表明したい。

もちろん、病気になった時は医療機関に、暴漢に襲われたりした時は警察にお世話になるだろうが、緊急事態以外は他人に頼らずに生きていきたい。

 

たしかに、生きにくい時代ではある。

ロクな政治家はおらず、現役世代の社会保険料は上がる一方で、実質賃金は下がる一方だ。

しかし、政治家の批判をしても自分の給料が上がるわけではないし、財政に異議を唱えても自分ひとりの社会保険料は下がらない。

いい加減、国や会社に過剰な期待を寄せるのはやめよう。他責をやめるのである。

 

アメリカの元大統領のジョン・F・ケネディの就任演説で、

「祖国があなたに何をしてくれるかではなく、あなたが祖国のために何ができるかを考えてほしい」

と言ったそうだが、まさにその強い精神で生きていくのがよかろう。

国・会社・他人に与えてもらうことばかり考えず、自分の余裕のある範囲で逆に与えてやろうではないか。

 

なお、世帯の総収入が890万~920万円を超えるまでは支払った税金よりも受け取る公的サービスが多い「受益超過」であると言われている。所得がそれ以下の世帯はいわば『社会のお荷物』という大胆なワードを言う人もおり、まあ、言い方の問題ではあるが、同意である。私は年収がこれ以上であることを申し添えておく。

貧乏人が国や地方自治体の批判するなど、お門違いも甚だしい。私が貧乏人を嫌うのは、義務をロクに果たさず、権利主張ばかりする人間が多いからだ。

私個人としては、戦争のない平和な国をキープしてくれているだけで十分である。あとは自分でなんとかするぞ、と。

これが、私の中長期的な指針である。

 

おしまい