一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

ランチは一人で行きたいけれど

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相変わらず職場の飲み会が多く辟易している一匹狼です。

最近はアサインされている大きなプロジェクトが変更となり、めちゃくちゃ人懐っこいマネージャーと一緒に仕事を進めているのだが、どうやら彼は私を気に入ってくれたようで、よくランチに誘われる(週3回程度)。

 

当初は、飲み会だけでなくランチもかよと思っていた。

ランチは貴重な休息の時間で、これまでは絶対に一人で過ごしたい派だったのだが、意外と会社の人と過ごすのも悪くないなとも思い始めた。

まあ、業務に深く関係する上司・部下・チームメンバーで、かつ人柄的に良い人間に限るのだが。

全てのことはトレードオフなので、貴重な時間を差し出す以上、それ以上に得られる何かがあるかはどうしても考えてしまうのだが、最近感じている上司とランチに行くメリットについて今日は整理してみた。

 

まず、総論的な話として、周りのメンバーより一段人間関係が深くなるので、困った時にお願いごとがしやすくなる。「信頼残高」を事前に積んでおく作業。

いざという時のために保険をかけておくことは、けっこう大事である。

 

また、これも比較的中長期的な話ではあるが、業界動向や業界用語、競合他社の情報など、今後仕事を進めるにあたって有益な情報が聞ける。

私の場合未経験業界への転職だったので、仕事中には敢えて聞く必要もないような初歩的な話も雑談に織り込んで聞くことで、勉強することができる。

そういった情報は本やネットで公開されている情報からも収集できることはできるが、自社の自担当業務に本当に役立つコアな知識を聞くことができるので、非常にありがたい。

 

そして、個別案件の進め方をまとめて相談できる。これが一番だろう。

ランチ中にずっと仕事の話をするのではないのだが、ふと話題が途切れた時に「そういえば」と今スタックしている仕事の話を持ち出し、進め方・方向性を決めてしまう。職場ではそんなことまで相談するなと言われそうなことも、ランチ中なら教えてくれることが多い。

要は、上司のスキマ時間を利用して、自分の仕事を片づけてしまうのである。自分で考えていたら確実にランチに行っている時間以上の時間を要したであろうことが多く、この点において大変貴重な機会になっている。

 

こんな感じでランチ時間(1時間)&ランチ代(約1,000円)を差し出すだけのリターンは十分に得られていると思う今日この頃である。良い上司とのランチは悪くない。

 

おしまい