一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

ちょっとした集中力の鍛え方

集中力が続かない・・という悩みは、私を含めて多くの人間が抱える悩みかと思うが、集中力を鍛えるために、日常生活の中で誰もができるトレーニングがあるので、今日はそれを紹介したい。

 

あなたが会社員であれば、緊急の仕事が突発的に発生した時、驚くほどのスピードでそれを終わらせられた経験はないだろうか。

あるいは、小学校の夏休みの最終日に、溜まりに溜まった宿題を超高速で仕上げた経験がある人も多かろう。

このように、普段発揮できないほどの能力を突然発揮できる理由は、締切と成果物が決まっていること、もう少し抽象的に言うとタスクの「期限」と「量」が決まっているからである。

 

よって、資格試験の問題集をやるときも、ただ漠然と問題をダラダラ解くのではなく「30分で10問やる」とか、読書をするときも「15分で1章読む」といったように、決められた時間内に決められた課題を必ずやり遂げるのである。

こうして、自分にノルマを課して時間と量を数字で決めてしまうと、いやでも集中せざるを得なくなる。

 

処理量=集中力×時間

が成り立つとすると、この式は「集中力=処理量÷時間」という式に置き換えられるので、集中力を鍛えるには、同じ量の仕事を処理する時間を短くすればいい(できるだけハードな時間に設定する)だけである。

結局、コンサルティングファームコンサルタントたちがものすごい分量のタスクを処理できているのは、極限まで厳しい仕事量と締切が決まっているからではないだろうか。

我々もコンサルタントばりの集中力を身につけるため、何事も短い時間で終わらせられるように「時間」を意識しよう。今日はそんなシンプルなお話でした。

 

おしまい