一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

「営業職」を経験するメリット

前にブログで書いたとおり、僕は前の部署で上司・先輩から干され、いわゆる左遷を経験した。

alonewolf-memorandum.hatenablog.com

 

結果、会社の経営企画的な部署から、一営業担当となった。

様々な社内の人間から心配や好奇心や好奇心や好奇心からの連絡をもらい、いろんな噂も立った。

本当に日本の会社は社内政治・人事の話が大好きなようだ。

他人のことにそこまで興味を持てること自体、本当にすごいと思う。

 

さてそんなことはさておき、営業職に職掌を転換してしばらく経ったので、

今日は「営業職を経験するメリット」について書きたいと思う。  

若い頃に経験ということで営業の部署に短い時間いたことはあるのだが、

しっかりとした役職もついた今感じたメリットは以下5点である。

 

 

 

①コミュニケーション&対人スキルが向上する

月並みだが、このメリットが一番ではないだろうか。

基本的なビジネスマナーはもちろん、人に好かれる&嫌われない技術を身に着けることが営業職には必須である。

断りに対する切り返しトークも学ばないといけないし、相手の心理を洞察する能力も求められる。

女性にモテる人も営業職が多い気がする。

営業職は、給料をもらいながら対人スキルを向上できるありがたい仕事という見方もできるのではないだろうか。

 

 

②主体的になれる

日本人は大学受験が終わってから、目標や期限と疎遠になっている人も多いのではないだろうか。

営業の世界に出れば、毎日勉強&ロープレの練習をし、アポ取りの電話をかけ、

お客さまへ訪問しても成約に繋がらず、試行錯誤する毎日となる。

数字が出ないのは、誰のせいでもなく自分のせいで、そこに言い訳は通用しない。

(たまに制度とか商品のせいにする輩もいないわけではないが)

自責マインドで、自分の知識とスキルを愚直に磨いていく以外に道はない。

そんな中目標を達成した時の達成感は、事務職では決して味わえない大きな喜びがある。

 

 

③情報に敏感になる

営業職には雑談スキルも非常に大事になる。 

僕の業界に限らないと思うが、相手との距離を近づけるためには雑談は非常に重要なツールとなる。

そんな中、こちらか話題を振ったり、相手の話題に合わせたりするには、

時事ネタをはじめとした情報の感度が高くないと話にならない。

(新聞は未だに読んでいませんが笑)

僕は以前から常にニュースアプリで情報を浴びる意識はしていたが、

自分の興味のない領域・分野も積極的に閲覧するようになったので、

さらに世間の情報に敏感になり、世界が広がったと思う。

 

 

④自由な時間が多い

営業職は、日中外回りをしている時間は基本的に動き方は自由である。

移動時間中や待ち時間の過ごし方を自分で決めることができる。

僕の場合は、読書・情報収集・ブログを書くなど時間を有効活用できている。

マッチングアプリで女の子に返信することも)

一日中社内にいる仕事に比べたら、営業職は圧倒的に使える時間が多いのも営業職の大きなメリットだ。

 

 

いろいろな街の景色や食事などを楽しめる

行った街によって景色も変わるし、その街の名物を食べたりもできる。

しかもそこに行くまでの交通費を負担する必要はない。

僕は新幹線・特急電車・レンタカーでいろいろな街に出かけ、その街を目一杯楽しんでいる。

会社の経費でいろいろな街に行けると考えれば、非常にお得な気分になれるのではないだろうか。

 

 

 

 

以上5点が、僕が感じた「営業職のメリット」である。

 

最後にまた僕の話を。

実際に営業に出る前に、数週間社内で研修を受講した。

僕はいわゆるプレゼンは割と得意だったのだが、

ビジネスにおけるトークがまったく苦手であることに気づかされた。

(恋愛の場においての会話のキャッチボールは得意だったので非常にショックを受けた)

毎日上司や先輩相手にロープレを実施し、ボロクソに言われる毎日を過ごした。

ただ、向上すべきスキルが見つかった僕は非常に燃え、見違えるようになって研修所を卒業できた(と思う)。

土日もすべて返上で仕事をしたことなど、本当に久々だった。

日々知識とスキルの向上を感じながらやりがいをもって仕事ができているので、

引き続き自責マインドをもってやっていきたい。

 

営業職はどうしても不人気職種のようだ。

大企業の総合職で入れば固定給として配属されるはずだし(その分インセンティブもないけど)、一度すべての男子(女子も)チャレンジしたら自分の世界感が変わると思うよ。