今日もまたまたツイッターからですが、フォローさせていただいているサウザーさんが読書についてこんなツイートをしていました。
労働単価が高過ぎると、労働中毒になり、本を読まなくなる。薄っぺらいビジネスポルノ本なら読まずとも一向に影響は無いが、ごくたまに海を越えてやってくるガイジンが書いた重要コンセプトを授けてくれる本、これを読まないでいると、知的に劣後する事になる。
— サウザー (@Fist_of_Phoenix) 2019年2月6日
いつしか、取るに足らぬ間抜けになる。
これはまさにその通りだと思います。
人間の脳ミソを点数化することはできないので、具体的な数値では示せないものの、読書家(読書習慣がある人)には、ない人に比べて以下の傾向があると感じます。
①本を読む人は、他人の目を気にしない
②本を読む人は、他人の悪口を言わない
③本を読む人は、現状を嘆いたり愚痴を言ったりしない
④本を読む人は、常識にとらわれない思考ができる
⑤本を読む人は、合理的に行動できる
本の著者や本に出てくる歴史上の人物などは、大抵は「成功者」として括られる人物です。
そして、たくさんの書物を読んでいくと、彼らにはいくつかの共通項があることがわかります。
上記であげた性格・行動を「成功」という結果と結びつけるとどうなるか。
①他人の目(同調圧力)を気にしないで行動したから、凡人に埋もれることなく成功できた。
②自分の信念や目標が明確だから、他人が気にならない(悪口を言わない)。
③すべてのできごとに対し自分で責任を持つ自責マインドがあるから、愚痴を言うこともない。
④成功者は概してイノベーターである。彼らは常識にとらわれない思考ができたからイノベーションを起こすことができた。
⑤成功者は時間や金銭的な無駄を徹底的に排除し、成功に向け合理的に行動したから結果が出た。
こんな感じでしょうか。
たった一冊読むだけだとなかなかわからないと思いますが、世の中の自己啓発本・ビジネス本・歴史書などを読み解いていくと、こういった共通したものが見えてきます。
どれも一般的に推奨されている行動・思考なので、これが自然と身につくと思えば読書をしない手はないでしょう。
では、読書習慣を身につけるためにはどうすればよいのか。
これもサウザーさんがヒントを示してくれています。
今絶好調の人が「勉強のため」仕事を中断してドーンと休むのはとても勇気が要る事だ。だが、休みを取る恐怖に負け、惰性で仕事を続けてしまい、中途半端で内容空虚なアウトプットを垂れ流して、時代の変化に対応出来なくなって陳腐化する例は山ほどある。
— サウザー (@Fist_of_Phoenix) 2019年2月6日
「変化への対応力」こそ最重要の無形資産だ。
さて、以前読書についてコスパ最高の自己投資だという話をしました。
alonewolf-memorandum.hatenablog.com
やはり30代にもなると、本を読んできた人と、まったく読んでこなかった人では、思考力にかなり差が出てきている印象があります。
なので、1日少しからでもいいので読書する習慣を持ってほしいと思います。
そうは言っても、われわれ勤め人は夜家に帰る頃にはクタクタに疲れきっていることが多いでしょう。
勤め人が読書の時間を作るには、余計なこと(自分のためにならないこと)を勇気を持ってやめる必要があると思います。
それは、無駄な残業かもしれないし、イヤイヤ参加する飲み会かもしれない。
あまり魅力を感じないのに惰性で付き合っている彼女とのデートかもしれない。
そういったものに使っている時間を思い切って削り、まとまった時間を作り出さないと、なかなか本腰を入れて本と向き合うことは難しいと思います。
なかなか最初は大変だと思いますが、頑張ってみてはいかがでしょうか。
いずれにしても、運動習慣と並んで読書習慣は充実した人生を送るためには最優先順位の1つにすべきだと思っています。
おしまい