一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

営業職にはナンパ経験が役立つ

僕は社会人経験10数年となりますが、日系大企業で事務職、企画職、営業職と一通り経験してきました。

 

「ナンパ経験は仕事にも役に立つ」と言われることがありますが、正直営業職以外の職種に関しては、業務上ナンパスキルが役に立つことは少ないように思います。

 

たとえば、事務職であれば、その部署にどれだけ長いこと在籍していて、どれだけ業務上の知識を持っているかが肝心なので、ナンパスキルはまったく役に立たないと言っていいと思います。

ミスを嫌う職場なので、ナンパ師特有のいい意味での適当さや楽天的な思考というのは逆に嫌われる傾向があります。

事務系部門に長くいる人間は変わっていたり暗い人間も多いので、ナンパ師のようなキャラクターは敬遠されがちです。

 

企画職であれば、スキルの要は課題認識能力や問題解決能力といったMBA的な能力が肝となります。

やはりここでも、ナンパスキルが直結するとまでは言い難いでしょう。

割と才能やセンスで向き不向きが決まりがちな分野という印象があります。

ただ、社内調整力や人脈も一定程度求められるため、そう行った側面ではナンパで培った能力が発揮できる場面もあるでしょう。

 

営業職においては、ダイレクトにナンパ経験が活きると断言します。

断られても傷つかないメンタリティ、すぐに次に行く切り替えの早さ、顧客との触れ合いで養われるトーク力、自分の希望と顧客のニーズを調整するバランス感覚、相手を説得するための駆け引きのテクニックや心理学の知識、既存顧客に対するマメなアプローチなどなど。

どれもナンパに求められる能力であり、ナンパを通じて高められるスキルなのです。

おい、ナンパ最高じゃねーか!

 

 

個人的に、営業職ほど楽しくてやり甲斐のある仕事はないと思っています。

もっと営業職が社会的に評価される日が来たら嬉しいです。

半年ほど前に営業職を経験することのメリットについて書きました。 

alonewolf-memorandum.hatenablog.com

 

若くてバイタリティがある頃にこそ、一度は営業の経験をしてほしいと個人的には思います。

 

男女問わず、営業の経験がある人は、見た目に気をつけているとか気遣いができるとか、外見的にも内面的にも異性からの評価が高い傾向にあるように思います。

恋愛市場で勝ち残るためにも営業職の経験は貴重なものとなるのです。

 

  

おしまい