一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

勤め人のよいところを味わった

普段は極めて不自由の多いわれわれ勤め人ではあるが、先日「会社に飼われている勤め人でよかったな〜」と久々に感じる機会があったので記事にしたいと思う。

 

先般、取引先へ迷惑をかける割と大きなミスをしてしまい、その取引先の社長が激おこしていた状況だったのだが、散々謝罪した挙句、気づいたことがある。

 

それは、どんなに大きなミスをしても、(それが故意によるものでない限り)「給料を全額返還せよ 」と迫られるわけではないということ。

「謝って済まないことってまずなくね?」って話。

僕レベルの社員じゃあり得ないとは思うけど、仮に事業失敗の責任を取るといっても、せいぜい会社をクビになるくらいだろう。

そのときは転職活動をし、また次の職場を探せばいいだけの話だ。

 

さてさて、これが勤め人ではなく自分で事業を回しているフリーランスであるとしたら話はぜんぜん別。

フリーランスが自ら立ち上げた事業に失敗すれば、貯金を切り崩し、借金をし、自分で全責任を負わなければならない。

そもそも今回のような信用を失う一件があった瞬間に、事業を畳まないといけなくなるリスクだってある。

勤め人であれば、大体のケースでは、配置換えがあったり、転勤したり、降格させられたりしたら解決できる(今回そこまで大事には至らなかったけど)。

 

そういう気楽さから、勤め人としての立場を最大限活かすのは今後の人生戦略として大いにありだ(ただ、体力と気力を会社に搾取されない前提で)。

僕のようにベーシックインカム的に給与を得て余暇を楽しんでもいいし、会社の資産を利用して大事業に挑んで名を挙げてもいい。

前者でいえば、どれだけ仕事ができなくても固定給が入ってくるわけだし、後者でいえば、万が一立ち上げた大事業が大ゴケしたってなんの問題もない。

 

以前、勤め人のメリットについて記事にしたが、この「仕事で失敗してもノーリスク」という点をぜひ改めて強調したい次第である。

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おしまい