一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

年収700万超えたら生活費を下げる提案

こんばんは。

なかなかお金が貯まらず、毎月の生活費を見直している一匹狼です。

 

以前、昇給・昇格が仕事のモチベーションにならないという記事で、給与における「限界効用逓減の法則」について話をしました。

この話を要約すると、人間には、万事において、嬉しいことも悲しいこともいずれ慣れてしまう習性があり、例えば、月給10万円のパート社員が、「来月から1万円アップで11万円にしてやる」と言われたらものすごく喜ぶ一方、月給100万円のサラリーマンが101万円になったとしても、何とも思わない可能性が高いという話をした。

実際、年収700万を超えたあたりから給与アップに幸せを感じにくくなるという研究もある。さらに、日本の税制は超過累進課税であるため、年収が上がれば上がるほど税金が重くのしかかり、手取りが減るようにできているのだ。

 

ということで、年収を上げるよりも生活費を下げる方が可処分所得を増やす近道という話を今日はしたいと思う。

以下で、身近なもので生活費を大きく下げることができそうな要素を検討してみた。

 

1ー①.住宅ローン(平均9.8万円/月)

出典:住宅ローンの月返済額の平均は9.8万円!収入の何割? | 保険相談サロンFLP【公式】

1ー②.住宅維持費(約67万円/年)

※3,000万円のマンションの30年間の維持費(2,030万円)より算出

出典:一戸建ての維持費について|何にいくらかかるのか知ることが大切「イエウール(家を売る)」

 

2.車(約66万円/年)

※諸経費・維持費込み

出典:持たざる者は最強という話(マイカー編) - 一匹狼の回顧録

 

3.タバコ(13,500円/月)

※1日1箱(450円)を想定

 

4.飲み会(20,000円/月)

※毎週1回(5,000円)を想定

 

5.風俗(30,000円/月)

※月に1回ソープ(大衆店~)を措定

 

6.ギャンブル(40,000円/月)

※毎週1回パチンコ屋で10,000円負ける想定

 

僕が勝手な想定でシュミレーションしているものもあるが、1~6を合計すると、年間で374.8万にもなる。風俗とギャンブルを除いても290.8万である。

これはもの凄い金額だと思わないだろうか。

マイホームとマイカーを買って、タバコと酒を人並みにやるだけでもこの出費なのである。 

ちなみ手取り500万(年収約670万)の人が手取りを300万上げるには、年収を1,100万まで上げる必要がある。これはかなりハードルが高いというか、一部上場企業の上級管理職クラスの年収である。

一方、300万の節約するのは意外と簡単で、家と車を買わずに酒とタバコもやらなければいいだけだ。ちなみに僕は1から6で該当するのは酒だけなのだが、これに費やすお金が半端ないので、けっこう毎月の家計を圧迫している。まあ、女子と遊べるのも若い独身のうちだけなので必要経費だと割り切っているが。

いずれにせよ、家と車の購入を考えている人は、こうした現実的な数字も考慮しながら購入をしたほうがいい。

 

年収が700万クラスの人は、可処分所得を増やしたかったら、年収を上げる努力をするのではなく、生活費を削る努力をする方がはるかにコスパがいいと思う。

 

 

おしまい