一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

あと5年早ければ・・

あと5年早ければ・・

とよく思うことがあります。

 

偉そうに毎日毎日サラリーマン攻略法やマネーリテラシーについて語っているワタクシですが、30過ぎるまでは社畜一色の働き方をしておりました。今では信じられませんが出世にフルコミットしていたんですね。

しかし、人生とはわからないもので、ほんの些細な社内のトラブルが大ごとになり、結局左遷までさせられる羽目になりました。これは受け入れてこそいますが、未だに納得はしていません。これが今がんばれる原動力になっています。

ワタクシは新卒から日系大企業に勤めておりますが、当時勤務していた経営企画の部署から現場の一営業に配置転換となり、仕事の量が3分の1くらいになりました。

 

これは良くも悪くも間違いなく僕のキャリアのターニングポイントになったと思います。

とにかく今までは家と会社の往復だったのに、急に自分の時間がべらぼうにできたので、その時間を社会人になってから不足がちだった読書に充てることにしました(これは僥倖でした)。

具体的には、ホリエモン橘玲ロバート・キヨサキの本などを徹底的に読み漁りました。

中には昔読んだ本もあったんですが、自分の会社に愛着がある時とない時に読むのでは、その味わいも変化し(3人ともお世辞にもサラリーマン向けとは言い難い)、サラリーマンの外の世界にはこんなにすごい世界が広がってるんだとものすごい感動と衝撃を覚えました。

 

その日からタネ銭をシコシコ貯めているのですが、サラリーマンとしての今の処遇(給料&福利厚生)は悪くないので、今後はスモールビジネス(副業)を始め、それを拡大していくという堅い方法を取ろうと思っています。

一応、ビジネスモデルの中でも堅いと言われている不動産で考えております。

僕がよく提唱している、「仕事に熟練して早く帰る」という状況が出来上がっているので、宅建の合格を目指しつつ、1~2年の間に本格的にスモールビジネスをスタートさせたいと思っています(転勤などの事情によってはさらに数年遅れる可能性もあり)。

 

それにしても、こうした決意をするのがあと5年早かったら・・と後悔することは少なくありません。35歳で気づくのと、30歳で気づくのと、25歳で気づくのでは、その後の人生で積める経験値に大きな差が出ますから。

ただ、落ち込んでいても仕方ありません。逆にポジティブに40歳過ぎてから気づくのではなくてよかったと思うしかないです。「今日が人生で一番若い」と毎日自分を鼓舞しながら、時間を大切にしてやっていくしかないです。

 

5年気づくのが遅かったのなら、5年分早く深く学ぶ、もしくは健康に過ごして5年長生きすることくらいしか遅れを取り戻す方法はありません。

それと、いくら若く始めたってやめたら意味がないので、とにかく決意を曲げないことが大切かと。決意は毎日紙に書いて確認しています。

今後もサラリーマンはダラダラと続けていきますが、中途半端な昇進・昇給というエサに釣られず、毎日自分の将来のためになることをコツコツやっていきたいと思います。

 

こんなことを思いながら、金持ち父さんシリーズの復習をしていた日曜でした。

 

おしまい