一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

早速クライアントとの打ち合わせに出る

まだ入社2日目なのだが、夕方クライアントとTeamsの打ち合わせに参加させられた。

当初「耳だけ参加」と言われていたが、早ければ翌月には担当にハマる予定のクライアントだったので、結局顔出しで自己紹介→約10分間雑談を続けた。

 

さすがに、ミーティングの本題は業界の専門用語が飛び交っていて2〜3割しかわからなかったのだが、終了後に上司と前担当者(歳下)が、

「一匹狼さん、初対面であそこまで座持ちさせられるのさすがですねぇ」

と唸っていた。

 

別に全く自慢する気はないのだが、伊達に10年以上も法人営業一筋でやっていないと胸を張れる部分ではある。

相手の年齢・性別・雰囲気などに応じてこちらのキャラを上手く変えつつ、共通点を見つけ出したり、相手の興味のある話をさせる。

ここで相手に気持ちよく話をさせ続けるためには、どんなネタをふられてもある程度話を打ち返す幅広い知識が必要になる。

正直、私はこの瞬間のために普段から新聞・本をあくせくと読んでいると言っても過言ではないかもしれない。相手が知っていて自分が知らないことがあると営業として失格だと思っているのだ。

 

こう考えると、営業の仕事が業界を跨いだ転職がしやすいということも頷ける。

後から業界の知識・自社製品やサービスの知識はいくらでも入れていけるだろうが、相手のニオイを嗅ぎ取って敏感に反応するスキルは一朝一夕では身につかない。というか、性格や先天的なセンスもあるので、向かない人はとことん向かないのも営業である。

 

まだたった2日だが、幸先のいいスタートは切れそうな気はしてきた。

研修資料や動画のアーカイブも充実しているので、空き時間や土日を使ってしっかり知識の習得はキャッチアップしていきたいと思う。

できれば腰を据えて今の会社で働きたいと思っているので、人生変えるつもりでストイックに頑張って勉強しよう。

 

おしまい